Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

横須賀中央ふらつ記録(25)Rock City 頑張って営業中

 

先日の記事のコメント欄で「Rock Cityってまだやってますか?」というご質問をいただいたので、先日そのお店があるどぶ板通りまでふらっと行ってきました。

Rock City、頑張って営業中です!

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このお店は今から15年前(まだ20代・・・若い頃)に一度入ったきりなのであまり懐かしさなどはないのですが、そのたった一度の経験こそが、自分が横須賀という街に惹かれるきっかけになったとも思います。経験というほどのことでもないのですが、私が目にした光景は、年配の白人男性がカウンターで一人で飲んでいると、いつのまにか隣に若くも美人でもないフィリピン人女性がやってきて交渉開始し、そのままあっという間に消えてしまったというものです。
私と一緒にいたアメリカ人の青年が「あんなのどぶ板じゃ珍しくもなんともないよ」と教えてくれました。当時の自分は横須賀基地やその周辺の外国人の滞在ステイタスがよくわからなかったのであっけにとられましたが、今の自分であれば「空母が停泊している間だけ横須賀に単身赴任しているコントラクターが女性をホテルにお持ち帰りしたんだな」とすぐに分かったと思います。需要と供給のバランスが見事にとれている、コンパクトでchaosなミートマーケット=The Honch、最高ですよ!

Rock Cityのことを書いていて思い出したのですが、私がこの交渉を見かけた頃のどぶ板を象徴するのが、JUICY COUTUREのスウェット


 

1990年代後半は、パリス・ヒルトンをはじめとするセレブがこのブランドのスウェットスーツを着たことで日本でも人気が出たわけですが、当然これを着ている日本人女性は当時どぶ板でも多く目にしました。フィリピン人女性もかなり着ていましたが、なぜか彼女達はスウェットにヴィトンのバッグを合わせていました。
スウェットって難しいですよね。ある程度体にメリハリがないと部屋着っぽくなるし、顔立ち、髪型によっては体育の先生に見えてしまう。

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話は脱線しますが、イギリスのロックバンド・Oasisが全盛期を迎え、彼らのファッションが日本人の若い男性で流行っていた頃、私の母が困惑し「あの子達はお金がないからジャージを着ているの?」と真剣に私にたずねてきたことがあります(苦笑)。

ベースに暮らすアメリカ人達はmidnight snack難民になっているのではないか

セブンイレブン横須賀本町二丁目店。ベースで暮らすアメリカ人達がmidnight snackを調達するお店であり、ここで大量に氷結STRONGやらお弁当を購入し、E6以下の米兵は01:00amの門限を守るためにメインゲートへと戻っていくのですが、現在改装のため一時閉店していて驚きました。

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 このセブンがリオープンするまで困っているアメリカ人達は大勢いると思いますよ。中を覗いてみたら広さは今までの二倍になりそう。これにあわせて増員しないと店員さん大変だろうなぁ。

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