横須賀基地の飲食店で食事をしたら、サーバーにチップを残すものと知っている人は多くても、バーテンダーってどうなの?と思っている人はいませんか?それとも気に留めたことすらない?
バーテンダーにとってもチップはexpected(常識的に考えてあげるべき)です。
私がベースの中で飲む時はこういう風にしています。
人と一緒だから、2,3杯くらいは飲むかなぁという時
「Open tabにしていただけますか?」
"Can I start a tab?"
こう頼んで、最後にお会計をまとめてしてもらう形をとります。だいたいバーテンダーが"Do you want to start a tab or pay now?"と聞いてくるので、そういう風に聞かれてから答えてもいいでしょう。またopen tabにする場合、お店が混雑していたらクレジットカードも渡しておきます。多分バーテンダーからは「クレジットカードを預からせていただきます」と言いにくいと思うので(飲み逃げ防止のためにクレジットカードを預かるシステム)。でも私の経験からすると日本人客は信頼されているので、店側からクレジットカードを預からせてくれと言われることはまずありません。
3杯飲んで20ドル近くだったら、クレジットカードで支払う場合はcharge tipにしますから、カードレシートの店控えに、合計金額が$25.00になるようにチップの金額も記入します。(私は飲食代金の何パーセント、というよりは合計金額のきりの良さを基準にチップを渡すことにしています)
tabを閉めて支払いたい時は"Can I close out?"と聞くか"Can I get the check, please?"と伝えればOK.ただしこれはネイティブスピーカーのバーテンダーにしか通じないでしょう。何語で話したら一番楽にコミュニケーションがとれるのかはっきりしない国籍不明のバーテンダー(米比のハーフなどは顔が濃くてもあまり英語が堪能でない場合が多い)には支払いたい仕草を見せればOK.
一人で一杯だけ飲む時
キャッシュで払ってPlease keep the change.「おつりは結構です」がスマートかなと思います。でもお釣りが25セントくらいしかなかったら、それをチップとして渡すのはマナー違反なのでご注意を・・・。
◆チップをあげるべき職種とそうでない職種については、横須賀基地のバーテンダーやウェイトスタッフが年間に稼ぐチップの額 - Inside the gateという記事で説明しています。
関連記事:アメリカ人客はこういう理由で日本人従業員にチップを渡すことをためらう - Inside the gate