画像はNARSのフェイスブック公式ページからお借りしました
上記リンク先のページを見てこういう風にアジアン特有の切れ長の目を涼しげに且つ妖しく見せたいと思い、NARSのカウンターに立ち寄りました。
実際に試してみたら、妖しく見せることも、清潔感のある目元に見せることも、また優しげなラベンダーアイズを作り出すこともできる素晴らしいコンボだということに気が付いて購入しました。やはりオンラインで買うんじゃなくてちゃんとカウンターで買うよさってここなんですよね。
#5329(左), #5357 (シングルを二つ一緒にして別売りのパレットに入れた状態です)色白の人におすすめです!この二色の組み合わせでもいいし、このsultanというパープルは意外や意外、ブラウン系とも相性抜群でした。ただアイシャドウ用のプライマーは必須! pic.twitter.com/W76fXlFWxJ
— アベマリア (@m_insidethegate) 2018年11月16日
この二色で作れるグラデーションなのですが、実家の庭にある紫陽花を思い出させてくれました。特に雨露に濡れた時のそれ。
NARSって異性ウケというよりはどちらかといえばモードな仕上がりになるイメージのブランドでしたが、NARSのアイシャドウでも和の優しさみたいなものが演出できるんだなという発見をした気分です。
もしもアメリカのアニメに出てくるアジアンみたいに切れ上がったラインを強調したいのであれば、M.A.C.のスモールアイシャドウのIN THE SHADOWSというブルーを締め色にもってきてもいいと思います。
美しいアイシャドウを最大限に活かすために
「お客様の目の形の場合は・・・・」とブラシの選び方から動かし方まで美容部員さんがわかりやすく説明してくれて、#5329(VERONA)のような色を瞼につけたら一層はれぼったく見えるのではないか?という私の思い込みが間違えていることもちゃんと証明してくれました。彼女の説明を聞きながらメイクをしてもらっていて;
- 自分の目の形や骨格にあったブラシを持ち
- それらを正しく動かし
- プライマーは必ずつける
この3つを守らないと、どんなに美しいアイシャドウを買ってもまるで意味がないことを再認識しました。またブラシも「ここにこうあてて、横に滑らせるのではなく下から上へ動かしてください」とそれこそ魔術師のように、私の凹凸のない瞼の上でさっと動かしてくれたのですが、そうするとね、グラデーションがすごく自然になるんですよ。べたっとつかないからアイメイク頑張りました!っていう目元にならずに済む。
プライマーをケチりたくなったら思い出して。「絵具は白い画用紙の上に垂らすことで見たままの色が出る」という感覚
アイメイク用のプライマーって別につけなくても・・・と思いたくなりますが、私は他ブランドの美容部員さんに言われたひとことを聞いて以来必ずつけています。
「絵具って透明のガラス板の上にぽたっと落とした時よりも、白い画用紙に落とした方が見たままの色がはっきりと出ますよね。だからプライマーをつけるんです。瞼の皮膚の色を補正してからアイシャドウを乗せると、アイシャドウの色がきれいにでます」
画像はここ数年愛用しているNARSのティンティッドスマッジプルーフアイシャドウベース。
同ブランドの美容部員さんの話によるとつける順番としては1.スキンケア→2.これ→3.化粧下地→4.ファンデ→5.メイク開始の順だそうですが、私は寝坊した日は1.スキンケア→2.これ→3.アイメイク→4.あとはグロスをさっと塗る程度で行ってきます!って感じです。そして仕事の休憩時間にパウダーをたたいておしまい。一日中アイメイクがよれることもなく助かっています。
目の周りのシミやクマが気になる人はボビイブラウンのインテンシブスキンセラムコンシーラーがおすすめ。コンシーラーの魅力についてはフィリピン版「ファンデーションは使っていません」 - Inside the gateでも書いています。
美容部員さんのこのひとことに陥落し、買ってしまった逸品
さて、VERONAとSULTANで作った優しい目元ですが、「よろしければこの二色ととても相性の良いアイライナーがございますので、引いていかれませんか?」という悪魔のささやきが聴こえてたので、悪魔に魂を委ねました。
ナイトシリーズアイライナーと言って、夜空をイメージして作られたそうです。だから控えめではありますがパールが入っていてとても綺麗。私がつけてもらったのは#8025でコバルトブルーのパールが煌めくブラック、とあります。
下瞼にひくアイラインって不潔に見えたり、ケバく見えたりするじゃないですか。だけどこの時美容部員さんに仕上げにひいてもらって鏡を見た時に「あ、これ欲しい」と思う美しさ。白目がクリアに見えるんですよ。そして美容部員さんの
「なんだか幻想的ですよね」
というダメ押しのような殺し文句もあり、アイシャドウと一緒に購入。お尻の部分にシャープナーも内蔵されていて実用的でもあるこのアイライナー。リピート決定です。
関連記事:アジアン・ビューティー風メイクはもっと目元にパープルを取り入れてもよい(2) - Inside the gate
こうやってシリーズを読み返してみると、全部NARSなの。私の中でパープル=演歌歌手というイメージを払拭してくれたブランドであることは間違えありません。