ボキャビル目的で洋書を読むのはもうやめます&おすすめの洋書 - Inside the gateという記事でもちらっと触れた映画とその原作です。20代半ばくらいまでの女性におすすめです。「美しい文章に触れたい」という目的で小説を探している人にはおすすめできません。軽めですもの。
だけど展開がわかりやすいので、英語学習には最適です。「こういう時ってこういう風に言うのね」とメモりたくなるようなフレーズがたくさん出てきますよ!
「控えめに生きていれば、いつか私にも幸せが訪れるから」と思っていても、その「いつか」は待っているだけでやってくるのでしょうか?
自分自身も可愛いのに、美人で華やかで自分に自信満々の幼馴染・ダーシーの陰でずっと生きていたため、「私なんて・・・・」とすっかり卑屈になってしまったレイチェル。
ダーシーの婚約者・デックスは、レイチェルのロースクールの同級生で、ロースクール時代は互いに好意を持っていました。ところがうまくいかなかったんですね。レイチェルの卑屈さが生んだすれ違いのせいで。
「将来は弁護士でハンサムなデックスには、ダーシーみたいな華やかな美人のほうが似合うに決まっている」
そしてレイチェルが身を引き、デックスは「じゃあそういうことなら・・・」とダーシーとつきあい始めますが、二人の婚約パーティーの夜、デックスはレイチェルが自分に思いを寄せていたことを知ってしまいます。
(字幕ありません)
デックスの顔大好きです。
「もう遅すぎる・・・・」
一度はすれ違ってしまった二人。縁がなかったとあきらめるのか。
それとも縁がなかったのではなく、自分に勇気がなかっただけだと、レイチェルが気づくのか。
ずっと優等生として生きてきたレイチェルが出した答えは・・・・。
(字幕ありません)
美しくて華やかな魅力を熟知しているからこそ、おめでたいくらいに自分に対して肯定的なダーシーをケイト・ハドソンが好演しています。卑屈でいじいじしているレイチェルを演じたのはジニファー・グッドウィン。
あなたが共感できるのはどちらでしょうか。
◆原作:簡単な英語で書かれています。