Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

効率重視の人はふりがなを振ったほうが楽です。空耳英語万歳!(3)「ヘイデューン」


米海軍横須賀基地で働くからには、やはりどんな職種に就くにしてもある程度英語が喋れた方がよいに決まっています。そもそも英語が話せないならなぜわざわざ米軍基地で働こうと思ったのだろう?ということになりますからね。
ですから直接接客することはなくても、英語を喋れたらもっとお客さんのために何かできるのではないかと、独学で頑張っている人達もいました。
そんな人をテル君としましょう。

テル君にある日こう聞かれました。


「マリアさん、あのぉ、ゲートを通る時に+=♪★$&*@△◆●って言われるじゃないですか。あれってなんて答えたらいいんですか?」

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+=♪★$&*@△◆●と聞いてなんのことかすぐにわかりました。ゲートをほぼ毎日通る人ならわかるのではないでしょうか?
FACP(日本人の警備員)側を通っても言われませんが、MA(Master-at-arms。米海軍で言うとセキュリティの人達)側を通るとこう声をかけられますね。私はテル君が聞こえたまま発したそのひとことがツボにはまって面白かったので、「聞こえたままを片仮名で書いてみて」とお願いしました。
そして彼が書いたのがヘイデューンでした。そしてMA達が通行者にかけている言葉は"How are you doing?"です。
ちょっと適当にHow are you doing?と言ってみて下さい。ヘイデューンになりませんか?きちんとしたところで接客の仕事をしている人が言うには、ヘイデューンだとさすがにまずいです。「ちわー」とか「あざーっす」とお客様に言っているようなものですからね。
でもよく見かける日本人従業員相手ならそれでもいいなと思いました。


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