私が若かりし頃、ナイトクラビングといえばラテン系のお店ばかりでした。
EL CAFE LATINO(エル・カフェ・ラティーノ)、サルサ・スダーダ。そしてそこでかかると盛り上がったのが、当時は(大昔だわ・・・)Proyecto Uno(プロジェクト・ウノ)のLatinosとかEsta Nocheでした。
PROYECTO UNO - LATINOS - YouTube
latinosの03:21あたりからリズムにあわせてスペイン語圏の国名(属領含む)を次々に言っていくのですが、私もこういう風に勉強したかったなぁと思いました。
高校生時代、地理の授業の教材として配布されていた地図帳を眺めているのが大好きでした。授業がつまらないなぁと思ったら、地図帳を開いて自分が気になる地域のページを読む。それだけであっという間に時間が過ぎていきました。担当教師にしてみたら、いつも熱心に勉強している生徒に見えたでしょう。
だけど今高校生に戻って地理の授業を受けるなら、ラテンのリズムに乗って暑苦しい授業を受けたいです。目が覚めそう。
さあ、あなたは何カ国聴き取れましたか?
【正解】スペイン、プエルト・リコ、ヴェネズエラ、サント・ドミンゴ、ホンジュラス、グアテマラ、メキシコ、ニカラグア、チリ、エクアドル、パナマ、エル・サルヴァドル、ペルー、キューバ、ウルグアイ、パラグアイ、コロンビア、コスタリカ、アルゼンチン、ボリビア
私は最初これを聞いた時、一番最初のEspaña(スペイン)を聞き逃していたため、てっきり南米大陸の国名を並べるふりをして、公用語がポルトガル語のブラジルを仲間はずれにして楽しみたいだけなのだろうな、と思っていたのです。
だけどよく聞いてみると、いきなりスペインで始まるし、それに南米大陸の北東部に位置する小さな国々の名前も出てこないことから、「あ、きっとこれは地理的な分類ではなくて、公用語で分けられた国々なんだ」と気がつきました。
南米大陸には、ブラジル以外にもスペイン語以外を公用語としている国々がありますが、それらの国々ももちろんこの"Latinos"でその国名を歌われることはありませんでした。
- ガイアナ(イギリス連邦加盟国):英語
- スリナム(オランダ領ギアナ):オランダ語、スリナム語
- 仏領ギアナ:フランス語
あー旅に出たくなる!
Proyecto Unoの皆さん、赤道ギニアを忘れちゃいやよ。