横須賀基地所属のアメリカ人達(特に女性達)の中には、既にホリデーパーティーに必要な小物をアマゾン.comでオーダーした!という声もちらほら聞こえ始めてきました。
安い配送方法を選ぶと届くまでに2か月くらいかかるそうですから、今オーダーしておいてちょうどいいくらいでしょうね。
こんな風にホリデーシーズンの到来がまだ二ヵ月も先だというのに浮かれていると、いかにもアメリカ人のようですが、実は彼らにとってクリスマスは意外と憂鬱なイベントなのです。
憂鬱な理由は日本人とは違いますよ。
日本人の場合は「一緒に過ごす相手がいないから憂鬱」という人がまだまだ多い。だけどアメリカ人の場合はこうです。
"It's a pain in the butt to go to like four different Christmases."
「クリスマスを4つもはしごするのが面倒くさい」
日本人にとっては大晦日と元旦の方がイベントの存在としては大きいけど、多くのアメリカ人達にとっては、家族で集まってお祝いするクリスマスの方が大きいのです。
すると既婚者にとっては4つくらいクリスマスパーティーを回るのがざらになります。なぜならアメリカは離婚率が高いからです。
自分の実家、配偶者の実家(1)、配偶者の実家(2)・・・という風に、自分、あるいは配偶者の両親が離婚済みの場合、別れた双方の家を訪れることも珍しくはありません。
「クリスマスには家族に会いにアメリカに帰りたい」
この気持ちに変わりはありませんが、それでもクリスマスパーティーのはしごは面倒くさいそうです。
「一ヵ所に皆集まれたら楽なのになぁ・・・」というのが彼らの願いです。
関連記事