心の平和を保てていたのはこの店のおかげだといっても過言ではなかった茶豆湯閉店のショックの大きさは計り知れないものがありました。
あれから3か月が経ち、新たなオアシスを見つけ、そこに定住することにしました。
【2019年7月追記 このオアシスも閉店してしまいました(涙)】
店内にはクラシック音楽が流れています。この日はバッハでした。
一人でぼうっとしたり、読書するのに最高です。インテリアを中心とした全体的な雰囲気もとても素敵です。このお店にはちゃんと温かな静寂がある、と思った次の瞬間・・・
サラリーマンらしき若い男性二人組が入ってきました。静寂をぶち壊す客との共存はこういうお店につきものですが、このうちの一人がひどかった・・・・。なんでこういうお店にわざわざ入ってきてそんなに大きな声で話すのだろうと思うような声のでかさ。
また「・・・・ってやばくね?」など、声がでかいだけでなく、言葉使いも美しくない。そして追い打ちをかけるかのように大きな声で「すみませーん!」とマダムを呼びつける。ああ、もうおまえみたいなのはファミレス行けよ!!!!!!近くにミスドあるからさ!!!こういうお店に来る人間は、飲み物や食べ物だけじゃなくそこに漂う空気も選んで来店してんだからよー!
私はそのうるさい男を睨みながら嫌味っぽくイヤホンをしました。もちろん音楽はかけてませんよ。バッハ聴きたいから。連れの男性はちゃんとこのお店の雰囲気に合わせて静かにできる、きちんとした大人でした。
(このランプがヒント。どこのお店かわかったでしょう?)
実はここのお店、初めて来たのは10が月前でした。オレンジジュースを頼んだら20分くらい出てこなくて「もしかして愛媛までみかんをとりに行ってくれたのかな」と思うくらい遅かった(苦笑)。でも出されたオレンジジュースがすごく美味しかったの!待たされたからそう感じたとかじゃなくて、香りも味もよかった。
このお店は待ち時間が多少長くてもいらつかないくらい、雰囲気が好きです。この空間の中でぼうっとして待っているのが至福の時でもあります。
この日食べたレアチーズケーキはもうオーダーしないかな(笑)。いかにも手作りという感じで、ふるふる(ぷるぷるじゃなくて、本当にふるふる)した繊細な食感は好きなんだけど、チーズ入れ忘れたんじゃないかと思う味でした。繊細な牛乳寒天っていうの?トッピングのベリーはごろっと大きい。
この日コーヒーを飲みながら読んだ本はパウロ・コエーリョの作品、Eleven Minutes。
この静かなお店で読むのにぴったりの一冊です。充電完了。
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