久々にTOEICを受けて感じた事。まず一つ目は、会場についた瞬間気が滅入りました。
会場となった横浜は快晴。そしてせっかくの休日なのになんでこんなことで半日つぶれるんだろうって思ったら、もうそれだけで気が沈みました。
TOEICに向けての準備
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編(問題集と解答・解説の二冊セット。簡潔な解説がついていて結構便利です)
今回受けたのは従来のReading/ListeningのみのTOEICです。Writing/speakingも今度受けてみたいですね。
出題形式が新しくなったということで、その形式に慣れるために公式問題集のみ購入しました。この問題集すら手をつけずにぶっつけ本番で本当の意味での実力試しも考えましたが、やはり1点でも多くほしい私としては、出題形式に慣れておく必要がありましたから、さすがにぶっつけ・・・はやめました。
リスニングは米軍基地で働く従業員には楽勝だと思った。ただし・・・
米軍基地で働く日本人は、毎日英語を聞いているわけですよね。耳が英語慣れしている。しかも教材用に録音された英語ではなく、手加減なしのリアルな英語ですよ。高校2年生くらいまでの文法が定着している人なら、リスニングテストではかなり高い確率で正しい答えを選べるはずです。そう、やはり文法の理解は必須。
英語が苦手な従業員ですら、何かを英語で聞かれ、Yes/Noで答えることくらいはできます。これがTOEICでも点数に結び付くかというと、そうとはいえません。なぜならTOEICのリスニングテストは、実際の会話とは違い、聞き取れればそれでokなのではなく、会話を聞き取って、その内容に対して質問されます。質問文と選択肢の文章を限られた時間内にざっと見てすぐに「これだ」とマークするためには、文法を理解している必要があります。
新出題形式をもっと精査してから、また記事を書きたいと思います。
◆文法のフォローが必要な方はALL IN ONE Re-Startを2回やってみることをおすすめします。もやもやがすっきりするはずです。
TOEIC900点超えでも「伝わる英語」を話せない人が多い理由がわかった
文法に強い。読み書きに強い。なのにスピーキングが苦手・・・。
これらは日本人に多いタイプと言われています。テストに強い日本人ですからTOEICも得意分野のはず。私がある企業に勤めて採用・面接を担当していた頃、応募者達の中には900点超えの猛者達がごろごろいましたが、英語での面接となると、何が言いたいのかよくわからなくなってしまうのです。
私にはちゃんと伝わるんですよ。文法的にも正しい。同じ日本人同士だから「こういうことが言いたいんだろうな」と推測できる。
だけどネイティブスピーカーの面接官には伝わりにくいのです。なぜならこういう人達はきっと日本語のまま考えているのです。例えば英語のジョークを言うにしても、こんな感じなのではないでしょうか。そして滑る。
I ate too many potato chips on the couch. I'll become a couch potato.
「カウチの上でポテトチップスを食べすぎちゃった。これじゃカウチポテトになっちゃうー」
寒さが伝わりにくかったと思いますが、わかる人にはわかるでしょう。日本語の駄洒落の感覚のまま英語を話すから極寒なのです。
とにかくこういう寒いジョークをかます人でも900点いけます。それがTOEIC。なぜならTOEICはノン・ネイティブスピーカーの英語の理解力を試すテストだから。受験者の知性やユーモアのセンスはまったく無関係なのです。
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予期せぬトラブル。orenzに苦しんだ
HBの鉛筆の用意がなかったので、試験会場に向かう途中のコンビニでペンテル社のorenzを購入しました。折れないの?心強そう!と思って。ところが実際に試験が始まったら・・・
昭和生まれのおばさんには、この「芯を出さない」状態にどうしても違和感があって、気が散るんですよ。しまいには書けなくなった!芯を出しちゃいけないんだから、あの頭の部分を押すのもダメなんだろうなぁと思い、どうしようどうしようと焦っていたら再び書けるようになりましたが、これは慣れないものを持ち込んだ自分がバカだったと思いました。今回のロスタイムは自業自得ってことです。
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