アーミーのBasic Trainingの話をちらっとうかがう機会がありました。日本人にはBasic Trainingというよりはブートキャンプと言った方が馴染み深いでしょうかね。
MRE(Meal, Ready-to-Eat)はカロリー重視?
Basic Trainingでは数日間に渡って三食全てMRE(あけたらすぐに食べられる食事)を食べるそうです。アーミーですから、戦場で移動を続けながら数日間を過ごすケース(=その場で調理されたものを食べられない環境で数日間を過ごすということ)などを想定してのことだとのこと。
話してくれた男性は「不味い。味とか贅沢言ってられないんだろうなと思った。とにかく身体を維持するために必要なカロリーのみが重要視された結果なのかな。Basic Trainingでこれを食べていた間、生まれて初めて便秘したよ」と言っていました。
ウィキペディアを読む限り、この商品の研究・開発はまだまだ続いているそうですから、やはり戦争が続く限り潤う企業もあるということです・・・・。恐ろしいですね。
厳しい規律の中での生活
Basic Trainingの間、MREのみの食事を摂る数日間以外は食堂で食べます。ネイビーで言えばギャレーでしょうか。ただし同期と和気藹々と、というわけではありません。食事が提供されるラインをトレーを持って移動する際も、私語をせずに黙ってきびきびと横にずれていくのです。
またシャワーも5分以内で済ませなくてはなりません。男性だけでなく、女性もです。毎朝ベッドメイキングにかける時間も限られていて、これもまた短時間です。
◆United States Army Basic Training - Wikipedia, the free encyclopedia
このブログを読んでいらっしゃる方々の中で私と同じ年代の人は、米軍のトレーニングといえばこのCMを思い出しませんか?
◆ Navy Flight School (海軍で飛行士になるための学校)のトレーニングの厳しさが少しだけわかる映画。リチャード・ギアが若い・・・。
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