横須賀基地でこんなことがあったそうですね。知りませんでした。
In 2010, the warship’s female commanding officer was removed from duty after allegations of cruelty to crew; two years later, a male commanding officer was fired over an alleged affair with another officer’s wife; and in 2014 a third commanding officer was replaced over poor performance at sea.
(画像中の人物は、ニュースに登場する人物とは一切関係ありません)
commanding officer(CO)といえばベースのトップ。その男性が他のオフィサーの妻との不倫の疑いで解雇されたとのこと。どんなに大きな権力を持っていても、脚の間にあれがぶら下がっている限り、やはり過ちは犯してしまうのでしょう。人間ですもの。オスですもの。特にタブーとなると、蜜の部分の味は濃厚になりますからね。
そして権力のある男性の「一人の男としての一面」を見たいという欲求が、女にはあるのです。へえ、こんな地位についている人でもこんなことするのねぇ、っていうのを見つけるの、楽しそうじゃありませんか。大人の男女の戯れで済ませておけばよかったのに、どこかから漏れてしまったということは・・・・COも意外と脇が甘いのね。
他の軍人の配偶者との不適切な関係を持つことと、そのリスク
この「意外と」とつけたくなる一面が、不倫相手の女にとっては魅力的だっただろうに、こういう最悪の結末を迎えてしまった後はもう情事の甘さやスリル、刺激なんて吹き飛んで、残ったものはといえば、互いの配偶者との間にできた溝(残ったものというよりは、生まれてしまったもの)と後悔だけでしょう。
米海軍の軍人にとって、他の軍人の配偶者との不倫は大問題です。具体的にどんな処分を受けるのかは知りませんが(チャンスがあれば聞いてみますが、前出のCOのように解雇かもしれません)、どんなに女慣れしている軍人でも、他の軍人の妻とのアフェアを楽しんでいて見つかりそうになると、先ほどまでの余裕はどこに行ってしまったの?と聞きたくなるくらい焦りだします。そしてこのリスクの大きさを逆手にとって、遊び相手の女性に堕胎することを説得した兵士を知っています。
「君との将来のために、今回はあきらめてほしい」
始まりはダブル不倫でした。DavidとNancyとしましょうか。二人とも既婚者でしたが、Davidは法的別居中で、Nancyも別居こそまだしていませんでしたが離婚に向けて話を進めていました。
Davidからひっきりなしに送られてくる、読んでいて恥ずかしくなるようなテキストメッセージ。また、離婚を考えているNancyの経済的な不安を見抜いてか、こっそり彼女のパースにまとまった金額を入れておく・・・というようなことをはじめとしたマメさで、完全にNancyの心をつかんでいたDavidですが、彼女の妊娠が発覚した途端保身に回りました。
「産みたい!夫には誰の子供かなんて説明する必要ないもの!」(あるだろうよ・・・)と言い張るNancyをDavidはこう言って説得しました。
「いいかい?もし君が子供を産むとしたら、君の夫には絶対に僕らのことはばれる。そしたら僕はどうなる?もう軍にはいられなくなるだろう。そしたら君との将来はどうなると思う?」
確かにDavidの言うとおり、Nancyの妊娠が明らかになれば、彼はもう軍にはいられなくなっていたでしょう。こうしてNancyは、Davidの立場を守るために中絶手術を受けました。その後の二人ですか?書かなくても想像つくでしょう。
余談
COと不適切な関係にあった他のオフィサーのご夫人ですが、もしもこのアフェア→悲惨な結末を映画化するなら、夫人役は「運命の女」を演じていた頃のダイアン・レイン(当時37歳)がいいです。
ダイアン以外なら、やっぱりグウィネス・パルトローを思い浮かべます。嫌味な女だけど、品の良い女を演じさせるとしたらやっぱり彼女、って思っちゃうんですよ。
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