中高生の皆さん、助動詞の使い方や仮定法過去はその難解な文法用語を見ただけで「こんなん知ってても喋れないんじゃないの?」と思わないでください。その難解な文法用語は頭に入れなくてよいので、例文は覚えておいてください。なぜなら助動詞や仮定法をきちんと使えると、ネイティブスピーカーに「きちんと話せる人なんだな」という印象を与えやすいからです。
アメリカのレストランに電話する時に
"I wanna make a reservation for 05Aug, Saturday at 18:00."
というとこう聞こえます。
「8月5日土曜日の18時の予約入れたいんすけど」
発音から電話の主がノンネイティブスピーカーだとわかればしようがないかと思ってもらえるかもしれません。来日したての外国人がタクシーの運転手に向かって「あのーすみません。青山のxxxxまで行け」というのと同じようなもの。
だからできればまともな大人だと思われる丁寧な話し方を心がけたいですよね。
ですから常識ある大人であれば
"I would like to make a reservation for 05Aug, Saturday at 18:00."
「8月5日土曜日の18時に予約をお願いします」
というべきです。そんな風に助動詞をちゃんと使い分けられると、会話に奥行きが生まれます。
助動詞が正しく使えるようになると、話し方のトーンをコントロールできるようになる
「休日のところ悪いんだけど出勤して来てくれない?」
Sorry to bug you on your day off, but I was wondering if you can come in just to cover me. I'm scheduled at XXXXXX(就業場所), and I feel nauseous.
can でも十分通じます。普通に会話は成り立ちます。だけどせっかく「休日のところ悪いんだけど」と言ったのであれば、「もしも可能であれば・・・」というニュアンスを含ませたいですよね。出てきてくれない?じゃなくて、「出てきてもらうことは可能かしら?」というちょっと控えめな感じ。
Sorry to bug you on your day off, but I was wondering if you would be able to come in just to cover me. I'm scheduled at XXXXXX(就業場所),
とすれば、あまりpushyな感じはしません。
ALL IN ONE Re-Startをお持ちの方はChapter13/14を復習してみてね。
頭が拒絶しても、とりあえず一通りやってみて。文法に自信がない人は2回はやってみてください(ただし「これは言われなくてもわかっている」というチャプターは飛ばしてOK)。
ネイティブスピーカーと話していると「あ、今聞こえたのはRe-startに載っていたあれだ!」と結びつく時が来ます。それから文法や単語を知っていると聞き取りやすくなります=リスニング力アップ!