若干暑さが和らいだ昨日、久々に横浜を散策しました。こうして歩いてみると、なぜ横浜がデートスポットとして人気なのかわかります。よいvibeが出ているのです。横浜と言っても横浜駅周辺とかああいう雑多な感じは苦手ですが、山手~関内は最高。「あそこに行こう」という目的がなくても、ふらついているだけで気持ちがアップリフトされる散策コースです。
外国人墓地。あまりにも観光スポットとして有名でベタですが、なんかこの日はお墓の下に眠る人々の息が聞こえてきそうな、妙に安らかな空気が漂っていました。
続いて横浜山手聖公会。
ここまでの道のりを歩いていて、山手ってマイナスイオン出てるよなぁと思いました。夫がここらへんを気に入っている理由がよくわかりました。お金じゃ幸せは買えないっていうけど、やはり瀟洒な住宅街を歩いていると優雅な気分に浸れますし、横浜はデートスポットとして人気があるのもうなずけるというものです。例えば初めてのデートでお互い緊張していても、このコースならたとえ会話が途切れても気まずい雰囲気にならず、むしろちょっとロマンチック。それにこの区画全体が美しく見どころが多いため、会話がもたなくても互いになんとなく楽しい時間を過ごせているような気がするのです。
普段の会話が事務的なやりとりに終始しがちな付き合い始めて長いカップルが一緒に散策したら、それはまた違った楽しさがあるものです。横浜には開港の歴史がありますしね。
続きましてエリスマン邸。
田舎に帰ると成金がこういう洋館を目指して建てたような悪趣味な豪邸を見かけるのですが、がっかりしてしまいます。背景から浮いてるんだもの。山手に建っているからいいのに・・・。
そしてフェリス女学院(中・高)脇の階段を下りていくと・・・
一気に雰囲気が変わり、庶民的な住宅地に出ます。中国姓の表札がかなり多くみられるのも、中華街が近くにあるからでしょうか。
そして山下公園。
スノッブな山手の住宅地と違い、誰が歩いていても浮かない、リラックスできる場所ではありますが、不思議とDQNは見かけないスポットでもあります。だから空気がいい(笑)。
そのまま大通りを歩いていくと、横浜市開港記念会館があります。ここの交差点のあたりの雰囲気が大好きです。
建物も古めかしく重厚な造りのものが多く、けばけばしい看板が皆無。色がアーストーンでまとめられた区画という感じ。それもそのはずです。関内は国土交通省の都市景観100選に選出されているそうです。
もう少し暑さが和らいで来たら、ツイッターで多くの人が絶賛している「カメラを止めるな!」を観にジャック&ベティに行く予定。その時はフォロワーさんがおすすめのストリートもチェックしてみたいと思います。山手や関内から歩いて10分以内なのに、まるで違う世界が広がるあそこらへんに♪
今回は横浜の華やかなエリアについて書いたので、後日は昔ながらの、変わらずにいてほしい横浜の側面について書きたいと思います。
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