灯台下暗しってこういうことですね。泳ぐものが大好きな私にとって安らぎの場を発見しました。すごく癒されましたよ。簡素すぎるところがスペクタクル!
場所は横須賀中央駅を出てすぐ、ワイン酒場Di PUNTOを通り過ぎて坂を上っていくと、坂の途中にある中央水族館。
どうみても水族館には見えない簡素な店構えに騙されてはいけません。ここ、楽しいんですよ。大人がふらっと入ったほうが楽しいと思います。お子さん達はもっと演出された空間でおさかなさん達を見たほうが楽しいかな。
お店の看板が出ている建物の隣に、別館といった感じの白い物置みたいな建物があるのですが、ちょっとトリッキーな造りの水族館なのです。
まず人目につきやすい通り沿いには、比較的安い金魚が入っている水槽がディスプレイされていました。
そして先ほどの別館的な物置がちょっと気になって、入り口を覗いてみると・・・・(物置じゃありませんけどね)やはり水槽が無造作に積まれています。それらの水槽は一応商品です(笑)。そして奥に何かいる。
病気治療中の金魚をこの部屋にまとめて隠しているのかなぁなどと思って中に入ってみると、なんと入り口に置かれていた金魚の倍以上の金額の商品=金魚が隠されていました。
なぜ表に出さないの?!
そしてもう少し奥に行くと、さらに高額の種類が隠し玉みたいに置かれていました。一匹5000円のランチュウとか。うぉー青ランチュウ可愛い!
水族館を名乗りつつ、鑑賞をまったく意識していないかのようなシンプルを極めたディスプレイ。水車なし、岩なし、水草なし、砂利なし。なしなしなしなーんもない!アクセサリー皆無。人間の目を楽しませるのではなく、金魚にとって快適な環境で飼育することを考えると、こういう形がベストなのでしょうか。それとも稼動している水槽の数が多いから、少しでもメンテナンス(水質維持)しやすいために、余計なものを置かないのかなぁ。
必要以上に声をかけられないので、ゆっくり鑑賞できる
お店の人らしき人達は2人いましたが、一人は客だか業者だかよくわからない人とのお喋りに興じていて、もう一人の方はメンテナンスをしていました。変に声をかけられないので、ゆっくり鑑賞できました。
本館に戻って二階に上がろうとすると、階段の脇にまで飼育関連商品がびっしり並べられています。このジャンルの商品なら、ここで見つからないものはないんじゃないかと思うくらい。
ふぐがいた。
ちなみに私が好きな錦鯉は、下の方においてあるプールみたいなところに追いやられていました(画像無し)。いや、追いやられたというよりは、駅チカの狭い店内のスペースを有効活用した結果とも言えるかな。
私が近づいたらみんな水面によってきて、口を開けてぱくぱくしだしたんですよ。きゃー可愛い♪と思ったけど、きっと誰が来てもやるんでしょうね・・・餌ほしさに。
闘魚までいる!
闘魚が入っているグラスがいくつか並べられていて「グラスでも飼えます」のひとことが添えられているのですが、闘魚というだけあって戦わせないと意味がない魚だとしたら、なぜグラスで隔離して一匹ずつ飼育するのかなぁと思って、調べてみました。
闘魚って何?
オス同士だと血祭りに・・・怖いな。あとヴィジュアル的に私はやはり錦鯉、金魚の方が好きだと再認識しました。
中央水族館の簡素さが際立つよう、オサレな水槽とちょっと比べてみましょうか。
【ガラスの中の小宇宙】迷宮アクアリウムが美しいhttps://t.co/jSDcbRkKmN
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2016年5月7日
美しい水槽の数々は、金魚や水草まで、計算されたかのようなアートの一部となっています。 pic.twitter.com/I51alBYHVZ
中央水族館ウェブサイト