Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

富豪と結婚するということ 

先日リークされた2005年のドナルド・トランプ氏の会話の内容に対する、支持者達の考え。

「別に女性に対して言ったわけじゃない」

「男同士の話なんてこんなものでしょう」

「私なんて男同士のもっとひどい会話を聞いたことがあるわ」

なんか裕福そうな白人の奥様達ばかりですが、彼女達がいうことにも一理あります。
このリークされたロッカールームトークのような会話は、政治的なニュースとして取り扱われていますが、私はどうしてもこれを政治的なニュースとしてみることができませんでした。一人の男性の妻として、私のようにこのニュースをもっと個人的なこととして見た方はいらっしゃいませんか?

英雄色を好む トランプ氏レベルの富豪と結婚する時点で妻が覚悟すること

この会話は2005年のものとされていますが、確かトランプ氏が現在の妻のメラニアさんと結婚したのが同年の1月。とすると、おそらく結婚後にこの会話をしていたことになります。
まあこの会話は他の男性達に自分の武勇伝を語って、うひょひょひょひょと言っているレベルではありますが、既婚女性に言い寄ったのはこの会話の様子からすると、そう遠い過去ではなさそうです。
ということは・・・メラニアさんとの交際中(下手したら婚約後)の可能性が高いわけですよね。
メラニアさんとトランプ氏は長い春でしたから、結婚する頃には既にときめきは絶え、老夫婦のようになっていたことと思われます(それはそれで良さがある)。
だから今更こんな会話がリークされたのを聞いて、頭の中で時系列に並べてみたところで、精神的に強いメラニアさんにしてみたら「だいたいわかっていたわよ」という程度でしょう。
彼女のように美しく生まれた女性は、その美しさの対価となるものを手に入れることができます。美しさを武器として使いこなしたうえで、さらに秘密兵器を持っていればの話ですが、美の対価としてはやはりです。

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その富を手に入れたら、よい面だけではなく富豪と結婚することのリスクもわかっていれば、ある程度覚悟はできるでしょう。

「英雄色を好む」

トランプ氏、ぎらぎらしてそうじゃないですか(笑)。あの人くらい稼いで有名だったら、そりゃ遊ぶわな。パワー(精力)があるからこそ成功したのだし、パワーを持て余してそうだもの。
そういう覚悟ができていたとしても、いざとなればやはり傷ついたり腹が立ったりするわけです。人間ですから。だけど「甲斐性のない男と結婚するよりは、多少の醜聞は受け入れ、乗り越えて優雅な生活を送るわ♪」と言えるタフな女性なら、富豪と結婚して幸せになれるはずです。

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ハリウッドから見た日本人女性像は正しかった

ハリウッド映画を見ていると、時々エキストラ程度で日本人女性が登場しますが、映画の中だけではなく、アメリカ人が描く日本人女性像は、たいてい日本人から見ると「それ大げさだろ」と言いたくなるような女性像に仕上げられてしまっています。

「そんな日本人女性いないわボケ!」

「そんなアクセントで英語を喋りません!」

ほんっとステレオタイプって嫌だわと思っていたんだけど、間違えていたのは私でした。
久しぶりにビキニcomブッダ@ブラジルというブログを読んで発見した動画の中に、なんとその女性像はありました。まさにハリウッド映画に出てくる日本人女性!

ラブFMに出マッシブ - ビキニcomブッダ@ブラジルという記事からお借りしました)

変な英語とか、くねくねきゃぴきゃぴしている日本人女性・・・
ハリウッドは正しかった。
最後が"Respect."でしめられているところがまたいい(爆)!!!!なぜか日本人ってリスペクト好きですよね。
ゆきゑさん、許可なしで貼ってしまいました。すみません。

【おまけ】サウスパーク ここまでおちょくられても、ぐうの音も出ない理由

サウスパークという大人向けのコメディをご存じでしょうか?この番組で著名人がパロディにされたら、セレブリティの証です(笑)。またどの人種も平等にネタにするため、人種差別だ!と炎上しにくいのも特徴のコメディです。
そんな番組で日本もちょくちょくおちょくられます。例えば有名なエピソードですと、以下のチンポコモン

このエピソードで、チンポコモンの玩具を販売している日本のメーカーの幹部が、アメリカ人にこんな説明をするシーンがあります。うろ覚えですが・・・

「僕らはアメリカを侵略しようと思っているわけではない。僕らにそんなことができると思うかい?鈴木君なんてものすごく小さなペニスの持ち主なんだぞ」

スモールウィンナーネタは、もう皆さん聞き飽きていると思いますが、こんな風に馬鹿にされてもまあサウスパークならしようがないか、と思えるのは、この番組のクリエーターの一人であるトレイ・パーカー氏が、日本の文化や習慣を熟知しているからです。だからネタにされてもどこか救いがあるというか、愛すら感じます。
日本文化の良い面も悪い面も、ちゃんと知っている人。そんな人におちょくられたら、何も言い返せませんよ。

トレイ・パーカー - Wikipedia(やはり元奥様は日系人なんですね)


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