Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

人生の折り返し地点を過ぎたら洋書の楽しみ方がやっとわかってきた

今週のお題「読書の秋」


今まで洋書を読むということについては何度か書いていますので、本日の記事を書く前に、ざっと時系列でご紹介します。

2015年3月:ボキャビル目的で洋書を読むのはもうやめます&おすすめの洋書 - Inside the gate

2017年1月:洋書を二度読む理由ーだから私はペーパーバックを買う - Inside the gate

2019年12月:ボキャビルのために翻訳版を読んでから原作を読むのはどう? - Inside the gate


ペーパーバックを買って、オリジナルの単語ノートを作っていた私もすっっかりKindle派になり、洋書を積極的に読むようになりました。といってもたいしたペースではありませんが、Kindleはとにかく便利(これはまた別の記事で書きます)。

 

最近読んだ本が The Ride of a Lifetime: Lessons Learned from 15 Years as CEO of the Walt Disney Company (English Edition) Kindle版 なのですが、これを読んでいる最中、そして読み終わった後に強く感じたことがあります。

1.社会経験等、自分の経験値に見合った洋書を選んで読むようにするとボキャブラリーが身に付きやすい

この本を自分の経験値に基づいて選んだ=私は世界でも屈指の大企業の役員を務めたことがあります!と言っているわけではありません。ただ、企業の規模や役職こそ著者と比べものにはならなくても、私自身もう40代になってしまいました。人生の折り返し地点を回ったわけです。そうやってある程度社会で揉まれた後にこの本を読んだことにより、組織の中で経験する理不尽や、じめっとしたマインドゲーム、そしてなんといっても著者、Robert Iger氏が辛酸を嘗めさせられる様を読んでいると、その時のIger氏の心の痛みがリアルに伝わってくるのです。そういう描写を英語で読むことにより、心に刺さる=単語や表現が記憶に残りやすいと私は思いました。ですから「ああ、こういう気持ちを(ちゃんとした大人が使うまともな)英語で伝えるにはこういえばいいのか」というフレーズが頻出で、もうハイライトだらけ(笑)。
もしも私がこれをフレッシュな社会人一年生の時に読んでいても、ここまで引き込まれなかったと思うし、その分ボキャブラリーを増やすことにもつながらなかったでしょう。もしこの記事を読んでいるあなたがフレッシュだったとしても、読んでみてもよいでしょう。そして今は共感することも感銘を受けることが少なくても、10年後に読み返してみた時に共感できることの多さ=「自分の歩んできた道を振り返ってみて、英語で理解・表現することができる」楽しみができます。

 

2.同じ洋書を時間をおいて読み返す楽しみ

The Ride of a Lifetimeはもう一度読むつもりです。そうですね・・・2023年になったら読んでみようかな。読み返す目的は二つあります。まず一つ目の目的は単語テスト。1回目に読み終えた時から2年経ち、私はどのくらいボキャブラリーが増えたのだろう?自分が生きるステージがその2年の間で多少なりとも上がっていれば、当然表現も簡潔になり、洗練されてくるはずです。どのくらい私の英語は磨かれたのかな?ということをチェックしたい。
二つ目の目的は、ご褒美。「この2年でかなりボキャブラリーも増えただろうから、1回目に読んだ時よりももっと面白く感じるだろうし、深く刺さると思うよ」という感じですかね。2回目はわからない単語、気になる単語があっても止まらずに読むつもりです。1回目はKindleに入っている辞書ですぐにその場で調べちゃっていたから。その分1回目よりも堪能できる部分が大きいと思うので、名著を貪るように楽しみたいと思っています。

 

3.おすすめの書籍 【1】オフィサーを狙っているなら読んでおいて損はない1冊

横須賀のみならず在日米軍基地周辺にはいるでしょう。「オフィサーとお近づきになりたーい」という女性達が・・・。近づくまでは簡単だとしても、問題はその後。ネイビーでキャリア形成を望んでいるオフィサーであれば、真剣な交際(日本に配属されている間にローカルの女性と結婚を前提とした交際を望むオフィサーはまれですけどね)をする相手には自分のビジョンを理解できる程度の知性を求めるはずです。
だけど軍のことを彼は自ら進んでべらべら話はしないでしょう。そこでおすすめなのがこの1冊。
トランプ政権で第26代国防長官を務めたJames Mattis氏のチーフスピーチライターであり、厚木基地に配属されたこともある元ネイビーのパイロットでありコマンダー、Guy Snodgrass氏の目から見たトランプ政権の裏側、そして米軍将兵の生きる狭く特殊な、時に息苦しい世界にも時折言及している一冊。

Holding the Line: Inside Trump's Pentagon with Secretary Mattis (English Edition) Kindle版

このくらいの内容を討論できるレベルじゃないとね、と言っているのではなく(もちろんできるに越したことはないけど、聞き役で十分です。だってあなたはactive dutyじゃないのだから彼の視点から見えるものを理解するのは無理でしょう)、愛する人が生きる世界、愛する人の視界にあるものや美学を知っておきましょうという意味です。
ちなみに私はこれを数か月前に読み終えたばかりですが、疲れたー・・・・でも読んでよかった。そりゃ著者とは頭のできが違いすぎるうえ言葉の壁があるから疲れるのはあたりまえですが、このくらいのレベルの英語をちゃんと読んで脳にストレスを与えないと、ボキャブラリーは増えませんからね。この本もまた2年後くらいに読み返してみるつもりです( ̄ー ̄)b。

4.おすすめの書籍 【2】最後まで騙された1冊

もちろん洋書は学ぶためだけに読むものではなく、楽しむもの!
「あーこの単語/熟語、気になるわ。チェックしよう」という気も起きないほど、ずんずん読み進めてしまった一冊が The Silent Patient 。レビューを読むと「展開が容易によめてしまう」という声も見かけますが、私は最後まで騙されていました。そして最後のあたりで「あ、そこがそう結びつくのね!」と感動すらしてしまいました。

秋の夜長に是非ご一読をおすすめいたします。

横須賀基地の大奥で生き延びる方法

 

【横須賀基地】離職率の高い職場の見分け方 - Inside the gateという記事にアイリス様からいただいたコメント(非公開)の一部をシェアします。

います、*$%@?♪▲にお局級の毒女たち。 C***の***のある部署ではパワハラ級ドロドロ。日本人だけでなくアメリカ人の中でも、その人のパワハラは有名。人が居付かないww ***Yも強烈に強い女性もいます。 この人達は有名ですww 前に求人情報が出てたので応募するつもりでしたが職場見てやめました。潰されるから。

細かくて作成に時間のかかる応募書類の審査、面接、そして身辺調査をクリアしてやっとMLCになれたと思ったら、就業場所はアイリス様のコメントにあるような陰湿な日本人村だった・・・・。

School Crying Woman Web image

筆者だったらどうするか考えてみました。

 

ゲームのルールを熟知した人間によるハラスメントはたちが悪い

アイリス様のコメントに登場した「アメリカ人達の間ですらそのパワハラが有名な女性」なのですが、彼女の職務からすると、自分がやっていることをハラスメントだとわかっていながら、それが解雇の理由としては不十分であることがよくわかっている分(おそらくその道のプロフェッショナルでしょうからね 笑)非常に質が悪いですね。窃盗、暴行などと違い、お局によるじわじわと日々そのダメージが蓄積されるような陰湿な言葉の暴力は、罰することが難しいはずです。
嫌味、重箱の隅つつき、噂話・・・どれもパワハラとして立証しにくいため、自分の立場は安泰だと思っているとしか考えられません。確かに彼女の立場は安泰かと思われますが、彼女を追い出すチャンスがいつ来てもよいようにちゃんとメモは取っておきましょう!


【メモに必ず書くこと】

  • 日時
  • 場所
  • 内容(言われたこと)

なーんてアドバイスしたはよいけれど、お局がこの記事を読んでたら「そんなことしても無駄よ。私は守られているんだから。立証できるものならやってみなさいよ。それに何年も前の話を蒸し返しても無駄よ( ̄ー ̄)」と鼻で笑うでしょうね・・・・。それでも言います。たとえ無理ゲーでもメモはとりましょう!

 

イビり甲斐のない女になる

横須賀基地の大奥で生き延びるためには死んだふりが一番よいと思われます。一日8時間死んだふり。これを続けるにも限界があることは筆者もよくわかります。決して死んだふり=楽ではないんですよね。ですからイビり甲斐のない女になってしまえばよいのです。以下、是非参考になさってみてください。

お局の嫌味は「こんにちは」に変換

もしお局に嫌味を言われたら、頭の中でこう変換してください。「こんにちは」「お元気?」「頑張ってるわね」と。つまり、お局の嫌味は挨拶。(中略)女性の嫉妬は陰湿でネチネチと長いのですが、娯楽という面があるので、新鮮味がなくなったら必ず飽きます


辞める前に読む! 今日から使える職場の深層心理「お局様のイビリはエンタメだ」より引用)


ちなみに筆者はイビり甲斐のない女を演じるためにこんなことをやりました。オフベースで働いていた頃の話ですが、伊佐さん(仮名)というお局が当時新人だった私の悪口を面白おかしく陰で話していて、それをわざわざご親切に遠藤さん(仮名)という女性社員が「伊佐さんがあなたのことをこんな風に言っているよ」と教えてくれたのです。
そこで私はトイレでお局・伊佐さんと一緒になった時に、あえて遠藤さんから聞いた私の悪口を笑いながら伊佐さんに言ってみました。「ひどーい伊佐さーん!にこにこしてるのに陰でそんな風に言ってるなんてぇ~」
この日以来伊佐さんは私に絡んでこなくなりましたし(表立ってはね)、伊佐さんの悪口を私に伝えた遠藤さんは私のことを暴言王扱いし、親切なふりをして悪口を聞かせて私の反応を楽しむ、というエンタメをあきらめたようです。

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橋本(楊洲)周延(Hasimoto chikanobu)1838-1912 - an original print(The contributor has this source.), パブリック・ドメイン, リンクによる

 

トップ、あるいはお局よりも上の人間に気に入られる

そもそもお局は本当にあなたよりも大きな権限を持っている人ですか?それとも同じ等級なのに長く働いているというだけで威張り散らしてきたり、イビって来たりする人ですか?例えばあなたもお局も同じ1-5という等級で且つあなたよりも上位のポジションに指名されていない場合、あなたに対して「こりゃまたなんでそんな面倒臭い方法でわざわざやるのさ」みたいな謎ルール等の指示を出す権限すらないわけです。彼女はあなたの上司でもなんでもありません。ではあなたの直属の上司、そしてそのまた上は誰?その人達に気に入られるようにしましょう。だけど露骨にやっちゃだめ。もしも彼らがお局と共犯者だったら、もうあきらめましょう。

 

お局がギロチン台に乗せられる日をイメージする

 これもまた筆者がやっていたことなのですが、今回はベースで働きだしてから出会った女が相手です。ギロチンのあの刃が落ちてくる瞬間を想像しないと心がもたないところまで来てしまいましたが、私はこうやって精神を守っていました。負の感情を利用して心のバランスを保つのはよくないとかきれいごとを言っていられる場合ではありませんでしたから。
最後に元同僚の女性からもらったアドバイスをシェアして今回の記事を締めくくらせていただきます。

Keep your head up and focus on your pay check!!!Do not even get emotionally involved unless it's directly involved with your paycheck!!! Keep your mouth shut.

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トランスファーを考えていることは事前に上司に伝えておくべき?


先日投稿した「【横須賀基地】離職率の高い職場の見分け方」という記事にまーちゃん様からいただいたコメントの一部に対するお返事を記事でシェアしたいと思います。これは気になっている方も多いと思う件なので。

以下、まーちゃん様からのコメントを一部抜粋したものです。

また、トランスファーに関して1点質問があるのですが、よろしいでしょうか。 マリア様は接客業から事務職へトランスファーされた際、当時の上司の方に面接を受けることやリファレンスチェックに答えていただきたいことを相談されましたか?
現在、「異動したい職種やタイミングを自分で決められるのが米軍基地勤務のメリットなんだから、わざわざ相談する必要ないじゃん」という気持ちと「後から『何で何の相談もなしにトランスファー希望を出したんだ』と逆恨みされて、リファレンス時に阻止してきたらどうしよう」という気持ちが共存していて、もやもやしている状態です(日本人村なので、、)。 「考えすぎ」だということは頭では分かっているのですが、マリア様に背中を押していただきたいと思い質問させていただきました。 お手すきの際で構いませんので、ご回答いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 今回も長文乱文失礼いたしました。

筆者からの回答

私はトランスファーを考えていることは上司にあえて相談しませんでした。なぜなら私がトランスファーを考えていたことは、上司に限らず多くの従業員が知っていたからです。チャンスがあれば・・・と考えていた人は私以外にも数人いました。いずれも皆そこそこ語学力があったため、他の人達から見ても「何もここにずっといなくても、他にいくらでも働ける場所はあるだろう」という感じでしたから、ドライでしたよ。まーちゃん様の就業場所とは環境がまったく異なるとはいえ、このドライさはベース全体で共通していると思います。より鮮やかな緑の芝生にトランスファーしたいと誰もが考えていて当然、というあっさりとしたドライな土壌。とにかく上司にトランスファーの意向は前もって伝える必要はありません。
ただ私を逃したくない上司が面接後のリファレンスチェックで邪魔をしてくる可能性は大きかったことは確かですし、リファレンスの3人のうち1人は直属の上司の名前を書かなくてはならなかったため、こればかりはどうしようもありません。
ただ、採用を決定する人(応募先のトップ)が応募者の直属の上司からのネガティブなフィードバックを100%まともに受け止めているとも思わないので、あまり心配する必要はないと思います。
日本人村から脱出できる日がくるといいですね!

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【横須賀基地】離職率の高い職場の見分け方

基地(以下ベース)の外から求職する人達には見えてこない、ゲートの向こう側。せっかく手間暇かけて書類を作成し、面接までいってReference check(以前就業していた企業/現在就業中の企業への照会)等へのもクリアし、4か月~半年(コマンドによって異なります)も待たされたあげくにやっと勤務開始したはよいものの、なんとそこは人が居つかない最悪な環境だった・・・・なんてことのないように、ベースの空席広報のページで見分ける方法について書きます。まずアドバイスとしては半年間くらい空席広報をチェックし続けてみるということ。

 

頻繁に応募している空席(事務職)

空席が広報されるページはJN Yokosuka Regionというページで、以前は毎週水・金に更新されていたようですが、現在は不定期更新みたいです。筆者はそこを時々見ていますが、いやーまあ「ここ、また募集してる!」と思う施設が見えてきます(苦笑)。例えば・・・

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児童成育プログラム補助職。等級が1-ですから事務職扱いのポジションですが(事務職は競争率が高い)、しょっちゅう募集されています。雇用形態は常用の一つであるMLC(基本労務契約)。日給月給、夏期・冬期手当、住宅手当、地域手当などついてきて福利厚生がきちんとしているMLCでも人が居つかないなりの理由は何かあるのでしょうね。知ってるけどここでは書かない(笑)。CDCやCYPは大変でしょう。

続きまして同じ事務職でもオフィスで過ごす時間がCDCやCYPよりも多い、より事務職っぽいポジション。

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空席広報番号の頭のアルファベットはコマンドを指しますが、FLCY(NAVSUPというコマンドの一部。上の画像で掲載されている空席は郵便局のようです)とCNRJ(部署は色々ありますが、上の画像で掲載されているのはHR=人事部)もしょっちゅう出ています。
その他空席広報番号がSRFFECで始まる空席は非常に数が多く常連ですが、2職(ガテン系を含む技術系)はもう確実に日本人村として見てよいと思うので、もうそこは説明の余地なし。SRFやFECの事務職の日本人従業員達がどんな感じの人達なのかは筆者もよくわからないのですが、「ベースの中の日本人村はどこだ?」に正解者が出ました - Inside the gateという記事にsyzimi様という方が投稿されたコメントを読まれると内情が非常にわかりやすいと思います。

頻繁に応募している空席(接客業等 IHA)

数多くある(そのうちのほとんどは常時広報されているw)MLCの空席広報をスクロールダウンしていくと、次は接客業の多くを占めるIHA(諸機関労務契約。MLC同様に常用扱い)とHPT(時給制。No work, no pay. 各種保険には入ってもらえますが、もらえるものは給与と交通費のみのバイト扱い)の空席広報が掲載されています。

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IHAの空席は少ないですね。2021年5月16日現在3つのみ。昔はOfficers' ClubのウェイトスタッフのIHAの空席が2,3件同時に頻繁に募集されていたのですが、今は落ち着いているところを見ると(銃声音)。
IHAは空きが出たとしてもおそらくその空きが出た施設のHPTによる争奪戦になるため、外部からの応募者にとってチャンスはあまりないでしょう。勤務態度の良さも信頼関係もあるHPTは選考において有利なのはしようがない。でも試しに応募してみてください。応募してみないと始まりませんから。外部の人間が選ばれたケースもあります。
というわけで、IHAで頻繁に空席になっているところはあまりないところを見ると、接客業は人間関係等が比較的良いなど、労働環境がまともなのでしょう。

頻繁に応募している空席(接客業等 HPT)

そして最後にHPTの空席。

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空席広報番号がNEXで始まるところはスルーしますね。フィリピン領なので。何も知らずにあそこに就業してしまって「アテェ~」とか言いながらフィリピン人に媚びながら働く日本人をこれ以上増やさないためにも。
上に貼ったHPTの空席広報の詳細を見てみると、ウェイトスタッフ、バーテンダー、サービスワーカー、3つともすべて就業場所はクラブ・アライアンスという場所です。あのメインゲートのところにあるクラブです。メインゲートから近い=通勤が楽であるにもかかわらず、人が居つかない。立地からして忙しいでしょうから、従業員への負担が大きくて人が居つかないうえ、やはりここもフィリピン人従業員が増えてきて大変なのかもしれません。最近利用していませんが、筆者はロックダウン前はこのクラブのちょくちょくピザをオーダーしておりました。フロントラインはフィリピン人従業員が多いという印象です。

ただし例外もあります

誤解される方もいると悪いので断っておきますと、毎週募集が出ている=離職率が高いというわけではありません。空席は募集締め切りまで表示され続けます。
また締め切ってからまもないのに再び広報されている空席=人間関係が最悪、フィリピン文化の中で働き続けることに疲れた働き者の日本人が逃げ出した、というわけでは必ずしもありません。

たとえば

  • 空席広報番号 CFAY-N3AT-03-21(R) 通訳ー翻訳職
  • 空席広報番号 CNRJ-N37-001-20 (R3) 緊急活動隊派遣職

ともなると相当高いレベルの英語力が求められるだけでなく、社会人としての常識や経験がある程度あって臨機応変に対応できるだけの力がある人材を必要としているでしょう。(R3)なんて3度目のReissueということですから、必要としている戦力にぴったりの人間に応募してもらうためにはどのように広報したらよいのか、考えた末のreissueなのではないでしょうか。
試用期間で終了してしまう人、あるいはその終了を待たずに、自らの力不足がどうにもならないと感じ、去っていく人もいるでしょう。とにかく必死に勉強して追いついていくのも大変な職場ではあると思いますが、ベースでキャリアを積むことを考えるなら、その苦労を買って出てもよいですよね。

フィリピン人疲れ

このブログを初めて読む人は、フィリピン人に対して明るくて気さくなイメージをお持ちでしょう。私もベースで接客業に就いて働き始めた時はそうでした。だけど彼らの実態が見えてくるのにそう時間はかかりませんでした。筆者が事務職にトランスファーした理由の最も大きなものとして、フィリピン人疲れがあります。
彼らは日本で働いているのに、日本人やアメリカ人に自国の文化を押し付けて、日米の従業員がそれに迎合しないとそれが気に入らずに鼻を曲げるというくだらなさがあります。彼らには海外で働いているという感覚がおそらくないのでしょう。世界中どこにいようとそこがフィリピンであるかのように働きたい。
話が脱線してしまいましたが、筆者はタガログ語の聞こえない世界へと逃げ出せたのは本当にラッキーでした。

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横須賀基地日本人村の生態系

 汗かき様からいただいたコメントへの回答として書いた横須賀基地での求職が簡単だった時代 - Inside the gateという記事に、またまた汗かき様から興味深いコメントをいただきました。
「話の中心人物(主役?)候補の古参従業員、色々な意味でパンチが効いている人です。もしかすると、ここの読者の可能性もなきにしもあらず・・・怖くて書けないですね」
という部分を読み、これは絶対に記事にしなくてはと思いました。村の文化に染まってもはや手遅れの古参従業員に改心してほしいからではありません。そういう古参従業員が読んでいる可能性があるということは、彼らの存在に苦しんでいるまともな従業員達が読んでいる可能性も大きいからです。
そこでこの記事のコメント欄は、同じように悩む従業員の人達が愚痴をこぼしたり、アドバイスしあえるスペースとして利用していただけたらと思います。

 

村民が増長してしまう原因

まず最初にこれについて話しておきたいのですが、村民達があり得ない方向に増長してしまうのは、ずばりベースの従業員が準公務員という扱いだからでしょう。よほどのことがない限り解雇されず、安月給だけどもこのご時世で終身雇用が保障されているのですから。「60歳までここで働こう=貢献しよう」ではなく「60歳まで飼ってもらおう」「ベテランなんだから俺が/私がルール。嫌なら辞めれば?」とふんぞり返っている日本人従業員達が年月をかけて作り上げた土壌の汚染ぶりはひどいものがあります。汚泥の中で美しく咲く蓮華でいるのも楽ではありません・・・・。

Lotus pond

 

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もう村でしか生きていけない(村の外を知らない)村民達

仕事中の8時間だけ関わる村民のことなんて割り切って考えればもっと楽に働けるのに、と思われるでしょう。だけど村民はそうはいかないのです。彼らの異常な言動は、まともな従業員達の心を日々確実に折り、蝕んでいきます。まともな人間ほど疲れる。まともな人間が何の疑問も持たずに村民の文化に染まれるタイプだったら苦しまないでしょう。だけど表面上は染まったふりをして「もっと皆で楽をして気持ちよくちゃんと仕事をする方法があるのに、なぜそれをやろうとしないのだろう」と思いながら働いていると、そういう感情が蓄積されて疲れてしまうのです。


「どうして人の文句ばかり言うんだろう」

「どうして人のミスは必要以上に責めるのに、自分のミスは棚に上げるんだろう」

「どうして相手の意見を聞かないんだろう」

「どうして職場なのに言葉使いが悪いんだろう」

「どうして人を見下しているんだろう」

「どうして意地悪してるんだろう」

「どうしてパワハラしている事に気づかないんだろう」

「どうして権力も無い立場なのに権力者のように振る舞うんだろう」

 
汗かき様がここまで冷静に村民を観察しておられるということは、村の中でうまく立ち回っていることと想像しています。死んだふりをされているのでしょうか。筆者は接客業から事務職に異動した際、異動先がこのような日本人村でなかったことは今でもラッキーだったと思います。私の上に日本人の古参従業員はおらず、直属の上司がアメリカ人でした。しかもまともなアメリカ人(←ここ大事!!!)。筆者の知人が働いていた部署にも日本人従業員は数人いましたが、村ではありませんでした。空気がきれいで美味しいと言っていましたよ(笑)。ただその人が働いていた大きなコマンド内の他部署では日本人村があり、そこは八つ墓村より怖かったです。米軍のオフィサーに見られるようなentitledな振舞をする日本人従業員ばーっかり。

自分がアメリカナイズされていると思っている日本人従業員達

もちろん、優しい古参従業員もいるので一概には言えませんが、基地で長年働いている人達を見ていると、日本とアメリカの悪いところをミックスした人が多いな〜という印象を受けています。(日本とアメリカの良い部分を取っている人は少ない気がします)
(汗かき様のコメントより引用)

筆者はこういうタイプの村民とは働かずに済みましたが、接客した経験はあります。日米の国民性の悪いところを折衷した人というよりは、アメリカナイズを勘違いしている人と言った方がよいでしょう。さすがに両方の手のひらを上に向けて肩をすくめるジェスチャーをするようなバカはいませんでしたが、その一歩手前みたいなのは遭遇したことがあります。

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自分より容姿・頭脳・英語力が優れている新人への嫌がらせ

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内容が変わりますが、古参従業員(特に女性)は、基地外やトランスファーで同部署やチームに入って来た自分より若くて、自分より外見が良かったり、英語力や経歴、何でも良いですが自分より優れている新人をマウンティングしたり、意味もないのにいじめたりする人や話を聞いたことはありますか?

(汗かき様のコメントより引用)

これは村の外でも中でもあることですが、筆者が見た・聞いたのはこんな感じでした。古参の男性従業員(ある施設の幹部で高卒)が有名私大卒の若い新人男性に対してあからさまに高圧的な態度をとっていたそうです。賢い新人なんだから大切に育てて施設の宝にすればいいのに(有名私大を出ているからあっという間にトランスファーしていくとは思いますが)。ちなみにこの古参の男性幹部はいつかバチがあたるだろうと思われるような理不尽なことを散々してきたのち、現在トランスファーしてMLCとして働いています。彼にひどいことをされてその施設を去っていった人達の怨念が塊となって、彼に向かって行かないといいですねぇ・・・・。生霊をなめてはいけません。
それからマウンティングはされていませんでしたが、容姿の良さ(良さというか、もうオーラがすごかった)が原因で同姓の従業員を警戒させていた人のケースを知っています。彼女は自分の容姿の良さを自覚していましたが、だからといって「綺麗だけど気さくで結構三枚目なのよ」という素振りもせず、淡々としていましたね。美人は何をやっても同姓には悪くとられてしまうということを学習済みなのでしょう。だったら言いたいことを言わせておけばいい。

最後にー当記事のコメント欄の活用について

冒頭部分でも言ったように、村民との共存に疲れているまともな人達の憩いの場として当記事のコメント欄を活用していただけたらと思います。どうせ活用するのであればユーザーが見やすいようにするためにも、汗かき様が箇条書きされた村民の生態(赤い字で表示されている事項)のうちのどれに関するものなのかを明記の上投稿してもらうと、探している情報や解決策が見つかりやすくてよいかなと思います。
また勤勉で人徳もある古参従業員の方々からの声もお待ちしております。