Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

横須賀基地日本人村の生態系

 汗かき様からいただいたコメントへの回答として書いた横須賀基地での求職が簡単だった時代 - Inside the gateという記事に、またまた汗かき様から興味深いコメントをいただきました。
「話の中心人物(主役?)候補の古参従業員、色々な意味でパンチが効いている人です。もしかすると、ここの読者の可能性もなきにしもあらず・・・怖くて書けないですね」
という部分を読み、これは絶対に記事にしなくてはと思いました。村の文化に染まってもはや手遅れの古参従業員に改心してほしいからではありません。そういう古参従業員が読んでいる可能性があるということは、彼らの存在に苦しんでいるまともな従業員達が読んでいる可能性も大きいからです。
そこでこの記事のコメント欄は、同じように悩む従業員の人達が愚痴をこぼしたり、アドバイスしあえるスペースとして利用していただけたらと思います。

 

村民が増長してしまう原因

まず最初にこれについて話しておきたいのですが、村民達があり得ない方向に増長してしまうのは、ずばりベースの従業員が準公務員という扱いだからでしょう。よほどのことがない限り解雇されず、安月給だけどもこのご時世で終身雇用が保障されているのですから。「60歳までここで働こう=貢献しよう」ではなく「60歳まで飼ってもらおう」「ベテランなんだから俺が/私がルール。嫌なら辞めれば?」とふんぞり返っている日本人従業員達が年月をかけて作り上げた土壌の汚染ぶりはひどいものがあります。汚泥の中で美しく咲く蓮華でいるのも楽ではありません・・・・。

Lotus pond

 

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もう村でしか生きていけない(村の外を知らない)村民達

仕事中の8時間だけ関わる村民のことなんて割り切って考えればもっと楽に働けるのに、と思われるでしょう。だけど村民はそうはいかないのです。彼らの異常な言動は、まともな従業員達の心を日々確実に折り、蝕んでいきます。まともな人間ほど疲れる。まともな人間が何の疑問も持たずに村民の文化に染まれるタイプだったら苦しまないでしょう。だけど表面上は染まったふりをして「もっと皆で楽をして気持ちよくちゃんと仕事をする方法があるのに、なぜそれをやろうとしないのだろう」と思いながら働いていると、そういう感情が蓄積されて疲れてしまうのです。


「どうして人の文句ばかり言うんだろう」

「どうして人のミスは必要以上に責めるのに、自分のミスは棚に上げるんだろう」

「どうして相手の意見を聞かないんだろう」

「どうして職場なのに言葉使いが悪いんだろう」

「どうして人を見下しているんだろう」

「どうして意地悪してるんだろう」

「どうしてパワハラしている事に気づかないんだろう」

「どうして権力も無い立場なのに権力者のように振る舞うんだろう」

 
汗かき様がここまで冷静に村民を観察しておられるということは、村の中でうまく立ち回っていることと想像しています。死んだふりをされているのでしょうか。筆者は接客業から事務職に異動した際、異動先がこのような日本人村でなかったことは今でもラッキーだったと思います。私の上に日本人の古参従業員はおらず、直属の上司がアメリカ人でした。しかもまともなアメリカ人(←ここ大事!!!)。筆者の知人が働いていた部署にも日本人従業員は数人いましたが、村ではありませんでした。空気がきれいで美味しいと言っていましたよ(笑)。ただその人が働いていた大きなコマンド内の他部署では日本人村があり、そこは八つ墓村より怖かったです。米軍のオフィサーに見られるようなentitledな振舞をする日本人従業員ばーっかり。

自分がアメリカナイズされていると思っている日本人従業員達

もちろん、優しい古参従業員もいるので一概には言えませんが、基地で長年働いている人達を見ていると、日本とアメリカの悪いところをミックスした人が多いな〜という印象を受けています。(日本とアメリカの良い部分を取っている人は少ない気がします)
(汗かき様のコメントより引用)

筆者はこういうタイプの村民とは働かずに済みましたが、接客した経験はあります。日米の国民性の悪いところを折衷した人というよりは、アメリカナイズを勘違いしている人と言った方がよいでしょう。さすがに両方の手のひらを上に向けて肩をすくめるジェスチャーをするようなバカはいませんでしたが、その一歩手前みたいなのは遭遇したことがあります。

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自分より容姿・頭脳・英語力が優れている新人への嫌がらせ

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内容が変わりますが、古参従業員(特に女性)は、基地外やトランスファーで同部署やチームに入って来た自分より若くて、自分より外見が良かったり、英語力や経歴、何でも良いですが自分より優れている新人をマウンティングしたり、意味もないのにいじめたりする人や話を聞いたことはありますか?

(汗かき様のコメントより引用)

これは村の外でも中でもあることですが、筆者が見た・聞いたのはこんな感じでした。古参の男性従業員(ある施設の幹部で高卒)が有名私大卒の若い新人男性に対してあからさまに高圧的な態度をとっていたそうです。賢い新人なんだから大切に育てて施設の宝にすればいいのに(有名私大を出ているからあっという間にトランスファーしていくとは思いますが)。ちなみにこの古参の男性幹部はいつかバチがあたるだろうと思われるような理不尽なことを散々してきたのち、現在トランスファーしてMLCとして働いています。彼にひどいことをされてその施設を去っていった人達の怨念が塊となって、彼に向かって行かないといいですねぇ・・・・。生霊をなめてはいけません。
それからマウンティングはされていませんでしたが、容姿の良さ(良さというか、もうオーラがすごかった)が原因で同姓の従業員を警戒させていた人のケースを知っています。彼女は自分の容姿の良さを自覚していましたが、だからといって「綺麗だけど気さくで結構三枚目なのよ」という素振りもせず、淡々としていましたね。美人は何をやっても同姓には悪くとられてしまうということを学習済みなのでしょう。だったら言いたいことを言わせておけばいい。

最後にー当記事のコメント欄の活用について

冒頭部分でも言ったように、村民との共存に疲れているまともな人達の憩いの場として当記事のコメント欄を活用していただけたらと思います。どうせ活用するのであればユーザーが見やすいようにするためにも、汗かき様が箇条書きされた村民の生態(赤い字で表示されている事項)のうちのどれに関するものなのかを明記の上投稿してもらうと、探している情報や解決策が見つかりやすくてよいかなと思います。
また勤勉で人徳もある古参従業員の方々からの声もお待ちしております。

 

noteを投稿しました 2021年04月19日

好きになったアメリカ人男性にガールフレンドがいる場合(2) - Inside the gateという記事にマーガレット様からいただいたコメントへのお返事です。コメント欄でお返事するよりもシェアしてより多くの人にも読んでいただきたいと思います。

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横須賀基地での求職が簡単だった時代

お久しぶりです。

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横須賀基地のコマンドヒルのふもとの桜も散った頃かな?

先日以下の記事に汗かき様からこんなコメントをいただきました。

こんにちは。
大昔は楽々に入れた時代、、というのは、実際にどれぐらいなのか知っていますか?
職種で多少の違いがあると思いますが、大体、勤続年数15年以上の人等でしょうか?? 謎です、、

 

コメントをいただいた記事↓

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筆者が知る限りでは、現在で勤続15年以上の基地従業員ならば今よりもずっっっと楽に入れたはずです。今から15年前ですと、既に就職氷河期に突入しており、日本の就職はもはや完全に買い手市場でしたから、安月給でもいいから安定を求めてベースで求職をした人も増えてきていたはずです。だけど今よりも競争率はぐっと低かったはずです。
ということは・・・就職氷河期以前の売り手市場をあえて選ばずに、ベースで働くことを選んだ人達(現時点で勤続年数25年以上)は、もしかすると売り手市場でも買い手がつかない理由のある人達が含まれているのではないか、と思いませんか??引く手数多のはずの市場で、引かれない手・・・・・。
筆者がベースで働いていて、勤続年数が長い従業員と話していると「この人はゲートの外の世界ではやっていけない/通用しない人だろうな」と感じる人がかなりいました(かくいう筆者もゲートの外の世界につかれてベースに逃げ込みましたけどね)。
もちろん真面目に職務に取り組む人達もいましたが、筆者から見ると共産主義国の人達ってこんな感じなんだろうなぁという印象を受ける人が多かったです。「どんな風に働いても給料はもらえるんだから、ま、楽しようよ」という姿勢。客を客とも思わぬ態度というか・・・。準公務員扱いというぬるま湯の中でしか生きていけない日本人村の村民達の醸し出す独特のオーラを思い出しながら、この記事を締めくくりたいと思います。

これから横須賀基地での求職を考えている方々へのおすすめ記事

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横須賀基地の新規感染者の内訳を見ていて感じたこと

横須賀基地の司令部の公式Facebookでこのように毎週発表される感染者数とその内訳。この記事を執筆している2021年1月5日現在、78人と発表されています。もうすぐ更新されるでしょう。

 

新規感染者内訳=海外からの到着組>>地元で感染した人  の比率が逆転した

12月30日に更新された横須賀基地の感染者数は合計で78名、そのうち新規感染者は43名。新規の内訳を見てみると:

  • コロナウイルスの症状が出たため検査をしたところ陽性 9名
  • 既に陽性と判定された人物の接触者調査で発見 27名
  • 日本政府雇用の従業員 3名
  • 海外から到着した者 3名
  • (おそらく検温等の)メディカルスクリーニングによって発見 1名

 

となっております。海外から到着した人の比率はたったの6%ですが、実はこれが数か月前まではまったく逆でした。99%が海外から移動してきた人達だったのです。

レストランへのアクセスを禁止するだけでは意味がないということが証明されたケース

以下は最新の更新から2週間くらい遡った発表ですが、ちょっと見てください。

「(今回)地元で感染した人達のほとんどが、オンベースのある住宅で行われたディナーパーティーに参加していたことがわかる」

オフベースのレストランで密を避けるために、気心の知れた仲間で誰かの家に集まって、おそらく換気にもちゃんと気を配っていたのでしょう。その結果がこれです。
「やっぱり皆で集まって飲んだり食べたり談笑するのは楽しいね」というのは当たり前です。特に現在のような状況では。だけど盛り上がってしまえば当然飛沫は増えます。飲食しているのですから、マスクははずしているわけですし・・・

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こんな張り紙を見かけました。飲食店がこのようにどんなに気を付けても、開放されて換気がなされた店内とはいえ、マスクを外して大きな声で話し続けたら、お店の努力は台無しです。

ベースの外で飲みたい若者達が向かった場所

若い米兵達は、オンベースにある自分達の狭い部屋で飲むこともできます。それがオプションの一つでしかなかった頃は、それでも楽しく酔えたことでしょう。だけどオフベースのバーが立ち入り禁止となっている現在は、飲みたかったら自分の部屋くらいしかないわけです。そう思うと息が詰まります。監獄にいるのとまるで同じでしょう。ベースの外で飲みたい!そうやって屋外で飲んでいる若者を発見しました。
寒空の下、なんと横須賀市役所前公園のベンチで飲んでいました。

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 左端の方に小さく映っているのが米兵達。実はこの公園、コロナ禍以前から飲んでいる人は結構います。>>思ったよりも居心地がよい市役所前公園 - Inside the gate

友人との間のソーシャルディスタンスはとれていないようですが、兵舎の自室に集まって飲むよりはよいのではないでしょうか。限られた選択肢の中で、うまくガス抜きしながら、互いを感染から守りつつ静かに談笑し、ともに乗り越えていく術を見つけていきましょう。ただ、風邪やインフルエンザに注意!医療現場は私達が思う以上に逼迫しているはずです。


関連記事:ベースにウイルスを持ち込まないようにできる限りのことをしよう - Inside the gate

外国人にウケるベタなJapan


こーんにちはーさーよなーらーこーれいくら!
Beautiful Fuji Yama ha!ha! ha!

という米米CLUBの楽曲の歌詞をふと思い出す・・・。

外国人にウケるベタなJapanというと横須賀基地で言えばHome Accentsで売られている、お世辞にも趣味が良いとは言えない日本のお土産やインテリアを思い浮かべます。
まだ日本の地を踏んだことがない外国人、来日したての外国人のアンテナにひっかかるのは、どちらかというとそういうもののようですね。
とりあえずしゃちほこ!とりあえず鳥居!とりあえず刀!みたいな。

例えばこの姫路城の絵を見てください。

その侍、必要?姫路城だけで十分だと思います。
そしてお次は宿場、奈良井宿。

和服の男性(しかも蛇の目傘というアイテムまで!)をモデルとして挿入し、これもまたこてこてのThat's Japan。演出が行き過ぎている感じがしてちょっと・・・・。

そしてやはりこれははずせない。とってつけたように着物を着たモデルを登場させる。

外国人のみなさーん、こんなにタイミングよく美しい景色の中に着物を着た美女が現れたりすることはそうありませんからねー!
私達日本人からしたら、オフを洋服で楽しむ祇園の芸妓さんのはんなりした仕草なんかに「和」を感じるのでしょうが、外国人はそんなの見てもわかりませんからね。そこはかとなく漂う品や色香を感じ取れたとしても、普通の女性にしか見えない。やはりわかりやすさが大切なのです。
以上のように観光地の画像を集めた外国人向けのページには「日本!」とわかりやすくするために加えられたモデルさん達が頻出します。
筆者はこのように風景だけでも十分魅力的だと思いますが、それは私が日本人だからでしょう。


ステレオタイプではない日本の姿もそのうち見えてくるようになるでしょうから、そしたらまたその一面も面白いと思ってもらえるかしら。



関連記事:実はどぶ板通りの「外」の方がアメリカンだったりします - Inside the gate