Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ベースで働いていて、日本社会よりここが楽だと感じた点(2)

社員の飲むお茶やコーヒー。現在ではディスペンサーを置く会社も増えてセルフサービスが普及していますが、お茶くみ担当はかつてあたりまえのように女性の仕事であったように、日本の企業では「これは女がやるものだろう」という不文律がまだ存在します。例…

横須賀中央ふらつ記録(25)Rock City 頑張って営業中

先日の記事のコメント欄で「Rock Cityってまだやってますか?」というご質問をいただいたので、先日そのお店があるどぶ板通りまでふらっと行ってきました。 Rock City、頑張って営業中です! このお店は今から15年前(まだ20代・・・若い頃)に一度入ったき…

アジアン・ビューティー風メイクはもっと目元にパープルを取り入れてもよい(3)

画像はNARSのフェイスブック公式ページからお借りしました 上記リンク先のページを見てこういう風にアジアン特有の切れ長の目を涼しげに且つ妖しく見せたいと思い、NARSのカウンターに立ち寄りました。実際に試してみたら、妖しく見せることも、清潔感のある…

日本人特有の「病気でも頑張る!」というパフォーマンスはアメリカ人の目に異様に映る

ベースに勤めていた頃の話です。 「あいつまた休みなんですよ。信じらんない。マリアさんがおととい会った時、彼女具合悪そうでした?」 日本人女性従業員真由美さん(仮名)が私にこう聞いてきました。真由美さんは、他の従業員が病欠して自分がカバーしな…

ベースで働き始めて右も左もわからない人へ

「遅刻しそう!」 「給与明細を見たけどどうも金額がおかしい」 「『妻とはうまくいっていなくて・・・』と今どき昼メロでも使われないようなセリフで既婚の男性同僚が誘ってきて困っている」・・・といった場合、ベースで働き始めると、最初はそれぞれ誰に…

ベースでもパワハラはあります(4)理不尽なカウンセリング=追い出す準備 2/2

前回の記事では、私が勤務していた施設の事実上のナンバー2のポジションにいたフィリピン人・メグの指示により、スーパーバイザーが私に理不尽なカウンセリングシートを出そうとしたところまで書きました。 サイン拒否 「このことで私をカウンセリングする…

ベースでもパワハラはあります(4)理不尽なカウンセリング=追い出す準備 1/2

カウンセリングという言葉を聞くと、悩みを聞いてもらったり相談に乗ってもらったりという様子をイメージするでしょう。 ところがベースで働く人間にとって、カウンセリングといえばポジティブなイメージはありませんでした。なぜならそれは上司に呼ばれて指…

ルワンダ虐殺を生き延びた人々の現在

フェイスブックにHumans of New Yorkというページがあり、ニューヨークのみならず世界各地に飛んで行き、現地で出会った人々から聞いたストーリーを紹介しています。この記事を書いている現在はルワンダからのストーリーを紹介しています。 1994年のルワ…

周囲の雑談がまったく気にならない喫茶店

茶豆湯閉店以来、新しい心のオアシスを発見したと過去に書きましたが、今日はもう一つのオアシスについて書きます。過去に一度このブログで紹介していますが、お店の名前は出しませんでした。今回もお店の名前は秘密♪でもまあ画像を見れば、横須賀市民ならど…

これを見て「DHCは有名企業だけど一流企業じゃないんだな」と思った

何かと物議を醸しだしているDHCですが、あれだけ広く認知されている企業だけど思ったよりも売れてないのかなぁ。なんか自社の販売ページにアクセスを誘導しようとすごく必死。これ見て。 上の図はどこのサイトからこのブログにやってきているか、アクセス…

自然な英語といえばネイティブスピーカーの子供に限ると思う理由

日常的に英語に触れる生活をしていると、自分の英語力のなさ(特に語彙の貧しさ)を痛感することの繰り返しで、心が折れることもあります。ネイティブスピーカーの子供達と英語を話していると特にそう感じる理由は、大人と違い彼らは話し方といい話すスピー…

横須賀中央を徘徊する変質者 もう出国したから書いてもいいよね

このブログで過去に2回に渡って書いている横須賀中央を徘徊するアメリカ人変質者なのですが、姿をめっきり見なくなりかなり長いこと経ちますから、噂どおりアメリカに帰国させられたものとし、もうそろそろ詳細を書こうと思います。今まではこの変質者と同じ…

在日米軍基地 とりあえずもぐりこめば希望の職種に就けるのか?

ベースの中の日本人村~採用されてからでは遅すぎる。応募する前に情報収集しよう (1) - Inside the gateという記事にkid crocop様という方からご質問をいただきました。同じことを疑問に思っていらっしゃる方も多そうなので、記事でシェアしたいと思いま…

どぶ板はこうでないと

もしも私がどぶ板通りのツアーガイドをやるならば、ネイビーバーガーや海軍カレーを食べることを中心に日程を組むことはしません。なぜならどぶ板を中心とする横須賀本町の一番面白いところは人間だからです。例えば・・・・ アラブ人 エジプトやチュニジア…

女を疲れさせる曖昧な関係 He's still on the market(2)

女を疲れさせる曖昧な関係 He's still on the market. - Inside the gateという記事ではちょくちょくデートしているからといってexclusiveな関係(一対一でおつきあいする関係)ではないと書きました。好きな人と一緒に歩いていて、その人の知り合いに出くわ…

文法用語が苦手だけど中学英語をやり直したいという人へ

仮定法過去?なにそれ。第4文型?忘れた何だったっけと言う風に、文法用語に拒否反応をしましてしまう人におすすめなのが「既に知っている話を英語で読む」という方法。 基礎はやはり大切 使える英語を身につけるには【やさしい】英語を【たくさん】読む 展…

厚木じゃないよ(笑)

横須賀基地で働いていた頃よくATG(あるいはATGWP)というロゴの入った帽子やTシャツを見かけて、私はてっきり厚木の略だと思っていました。AKBみたいな感じで。ですから当然そのロゴ入りのものを身に着けている人に話しかけられてスモールトークをするとき…

また一つ横須賀名物が消える

昨年末は茶豆湯の閉店で心が折れ、そして今度は・・・・ 三笠焼!!!! 普段は多くても2,3人しか並ぶことのない小さなお店なのに、なぜ行列ができているのかと思い、並んでいる人に聞いてみたところなんと今月で閉店なんですって。それがTVでとりあげら…

妙なシングルマザー達

シングルマザー。日本でも離婚率は上がってきていますからもはや珍しくはない存在ですが、横須賀基地とその周辺にはシングルマザーが特に多いと言う印象があります。やはり国際結婚生活の維持は難しいのかなと思わざるを得ませんし、彼女達の中には諸事情に…

中村川を隔てた二つの異なる世界

観光客から見たら「ここが横浜」という光の当たる横浜を散策した日記を公開しましたので、今回は影の部分を書きます。光の当たる横浜:何度散策しても飽きない不思議なスポット 横浜・山手~関内 - Inside the gate 影の部分はこの川の存在なしには語れませ…

持ち物を見ただけで苦手意識を感じてしまう人

自分でこんな風にツイッターのプロフィールに書いておきながら、DEAN & DELUCAのランチバッグ(小さめのトート)をサブバッグとして持っている女性像というものが抽象的でした。すると読者の方からこんなコメントをいただきました。 ところで、この記事から…

Market Basketに行ってみた知人の話を聞いてみた

横須賀基地のメインフードコートに新しくできたMarket Basketというお店に行ってみた友人の話です。 ★★ 「新しいお店なので清潔感があってよいし、食べ物も美味しそうに見える素敵なプレゼンテーションではあるけれど、重さでチャージされるのでちょっと凝っ…

米兵から見たフレンドシップデー

米海軍横須賀基地で毎夏恒例のフレンドシップデーが行われ、今年も多くの日本人が訪れました。今年は人の入りが昨年に比べて少なかった気がすると、当日ベースで働いていた友人は言っていましたが、それでもやはり混乱はあったそうです。以下はメインゲート…

KIRINの氷結STRONGはなぜアメリカ人とフィリピン人に愛されるのか

金曜日の夕方~23時くらいまでは、アメリカ人客でごったがえすセブンイレブン本町二丁目店。 ここから出てくるアメリカ人達の買い物袋の中に氷結STRONGが入っている確率の高さは異常。KIRINの営業の方は是非視察にいらしてください。日本に暮らしたことがあ…

何度散策しても飽きない不思議なスポット 横浜・山手~関内

若干暑さが和らいだ昨日、久々に横浜を散策しました。こうして歩いてみると、なぜ横浜がデートスポットとして人気なのかわかります。よいvibeが出ているのです。横浜と言っても横浜駅周辺とかああいう雑多な感じは苦手ですが、山手~関内は最高。「あそこに…

「黒人男性が好きです!」と一発で分かるプレゼンテーションは果たして有効なのか?

男女、人種を問わずアメリカ人によく聞かれることの一つに「なぜ黒人男性を好きな日本人女性は、黒人女性を真似たような服装やメイクをするの?」というものがあります。「まがいものは天然の引き立て役にしかなれないのに、なぜ?」これに対し、若い頃の私…

横須賀基地のHPT(時給制臨時従業員)の明暗が分かれた改正労働契約法の施行

横須賀基地のことを書く前に、博報堂九州支社で何度も契約更新を繰り返し、無期雇用への転換を申し込める立場にありながら、契約を更新してもらえなかった元嘱託社員のニュースをシェアします。 headlines.yahoo.co.jp ウェブニュースはすぐリンク切れになる…

日比のデブを見ていて思った 肥満は心の病気である

横須賀基地で働いていた頃、アメリカ人の巨体は大勢見ました。だけど日本人、フィリピン人はデブでもたかがしれているので、日・比の肥満体の人々(fatじゃなくてobeseのレベルの人々)は、その分目立ちました。そういうレアキャラを観察していて感じたこと…

横須賀中央ふらつ記(24)梅雨が明け、七夕が過ぎた今

梅雨のある一日。雨のHonchに托鉢僧というギャップがたまらなくて思わず撮影しました。 そして雨の中、地の底から響くような読経が聴こえてくるのですが、近くでアメリカ人の青年達が大きな声で話しても、決して掻き消されることのないような質の声。これが…

落ち着いたアメリカ人男性と出会える場所

今日の記事は出会いをどうやって恋愛につなげるかとかそういうのはいっさい無視して場所についてのみ書きます。ではまずは横須賀から行ってみましょう。The Honchでバカ騒ぎをして門限ぎりぎりにメインゲートへ向かってGo!というyoung kids達ではなく、40代…