男女、人種を問わずアメリカ人によく聞かれることの一つに「なぜ黒人男性を好きな日本人女性は、黒人女性を真似たような服装やメイクをするの?」というものがあります。
「まがいものは天然の引き立て役にしかなれないのに、なぜ?」
これに対し、若い頃の私はこう答えていました。
「わかりやすいプレゼンテーションの方が互いに時間が省けていいからじゃないかな?ブラックっぽいヘアメイクやファッションをした日本人女性を見れば、白人やヒスパニック系のアメリカ人は自分が彼女達のマーケティング対象外だとすぐにわかるから、声をかけないでしょう。それに女性側も自分の好みじゃない人種に声をかけられる煩わしさから解放される。」
だけど自分がアメリカに暮らしたり、ベースで働くようになって、なぜこういう日本人女性をアメリカ人が不思議がるのかよくわかりました。
(古い?)
アメリカで暮らしていた頃、黒人男性と白人女性のバイレイシャルのカップルを見かけたことは何度かありますが、白人女性は皆「白人女性として綺麗」なのです。黒人女性に近づこうという努力はしていない。これは横須賀基地で見かけた黒人男性と白人女性の夫婦にも言えます。彼らを見ていて、アメリカ人がなぜぶらぱんを見て不思議に思うのか、理解ができました。
要するにぶらぱんのように「黒人がいいの♪」とわかりやすいプレゼンテーションをしているということは、自ずと男性を優位に立たせてしまうのです。
「君が美しかったから恋に落ちた」ではなく「あの子は明らかに黒人好きでこれはいけるという確信があったから気軽に声をかけることができた」から始まる関係は、どうしても黒人男性側が優位になってしまいますから、女性が相当手練手管に長けていないと成就させることはできないでしょう。
わかりやすいプレゼンテーションは確かに好みの人種を引き寄せてはくれますが、それは「黒人専用」と書かれたドアと同じ。それをノックして入ってきてとてもじゃないがlove makingとはいえない、むしろ排泄に近いような行為だけして立ち去っていく男性も、当然やってきます。
私の周りにいる日本人女性と黒人男性の幸せな夫婦で、女性が「いかにも黒人好き」という外見の夫婦が少ないのも、実はここに理由があるのではないかなぁと思います。男性側にしてみれば「彼女は俺が黒人だから好きになったのかな」という疑心を抱かずに済む。
最後はこの動画で締めくくりたいと思います。
振ってぶるんぶるんと揺れるようなお尻がない分上半身の動きでカバー?
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