Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

ハーフやぶらぱんという言葉はあえて使っています。DQNもね。


「こんなことを書いたらどう思われるかな」と気にしていないであろう、突き抜けた感じが文章から感じられるプロブロガー、イケダハヤト氏の書かれた記事を読みました。

www.ikedahayato.com

 
これはブログを書いている人なら共感するでしょう。
差別する気持ちではなく、便宜上その表現を選ぶというのは、私もわかります。例えばハーフという言葉は差別用語ととらえられることが多いです。ネイティブスピーカーが聞いたらHalfなんて失礼だろ、って思うでしょう。だけど私はあえてミックスという言葉ではなく、ハーフを使っています。

といいますのも、ハーフでしか言い表せないものってあるんですよ。スタイルのよさとはっきりとした顔立ちを武器にしているハーフタレント達は、多くの場合キャラ設定のため「やっぱり日本人とはずれている」と感じさせる突飛な言動をTV番組中ですることがあります。



一般的なモンゴロイドとは違う外見のゆえに、この「日本人とはずれている」を期待されている、押しつけられている人達というニュアンスはミックスという言葉では伝えきれません。ハーフという言葉じゃないと伝わらない気がするのです。
大昔にアメブロで書いていた頃、ハーフは不適切だと思い、混血という言葉を使ったら、指摘されたことがありました。結局どんな言葉を選んでも「おかしい」「差別だ」という人はいるのです。
そういう理由から私はハーフやぶらぱんという言葉を使っています。ぶらぱんもね、あの髪型やメイク、独特の雰囲気といい、単に「黒人専門」には置き換えられない要素を含んでいるのです。


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