久しぶりにTOEICを受けてみて思ったこと(2) - Inside the gateという記事の続きです。
TOEICの出題形式・傾向と語彙・文法の関連性。会話力なんてほんっと関係ない
新形式のリーディングセクション(PART6)の問題の一例です。
(TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編より転載)
135の空欄を埋めるには: can(助動詞)better(副詞)ときたらここは動詞の原型(文法の理解)
137の空欄を埋めるには: この空欄の手前までの内容がきちんと把握できていれば簡単に正解が選べる=>読解力必須=>読解力は語彙力、文法に支えられている=>これらがしっかりできていれば読むスピードが上がる=>さくさく問題が解ける!
続きましてリスニング(PART1)
上記の画像に関して以下の四つの文が読み上げられます。
(A)A woman is putting away a mobile phone.
(B) A cashier is collecting a payment.
(C) A man is discarding a newspaper.
(D) Some diners are seated across from each other.
(TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編より転載)
A:携帯電話を片付けているどころか、手に持ってるからこれは違うな
B:キャッシャーなんてこの画像のどこにもいないからこれも違う
C:新聞捨てるどころか読んでるし!
ってことは正解はDだね♪
と迷わずにさらっと選べるのは単語・イディオムを理解しているから。
さて、ここまで書きましたが、語彙力や文法の理解に力を入れることの重要性で、一つ気づいたことはありませんか?
単語・イディオムを覚える時は、できれば文章の一部として覚えて日本語を介して考えるのをやめよう
以前にも書きましたが、TOEICは問題・回答ともに日本語がいっさい出てきません。ですから語彙やイディオムはそれだけで覚えるよりも、文章の一部として覚えておいた方がTOEIC対策としてはよいのです。
例えばput awayの意味を日本語で書きなさいという問題は絶対に出ないんですよ。だから一字一句正しい日本語訳を覚える必要はなくて、むしろ形容詞なんかはネガティブなのかポジティブなのか、ニュアンスだけでもわかれば回答できる問題もあるのです。
出る単を否定しているわけではありません。あれらはたいてい通勤電車内でも利用できるサイズで、片手で開いたまま読みやすいソフトカバーの良書が揃っていますので活用する価値はありますが、出る単を買うならCDつきのものをおすすめします。
なぜなら単語は正しい綴りと日本語の意味を黙々と覚える必要はなく、どんなものなのかおおざっぱに理解できていればよいのです。その代り、綴りで視覚的に覚えているだけでなく、音声で覚えていないとリスニングテストでまったく役に立ちません。
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今回は語彙・イディオム・文法の底上げの重要性について書きましたが、少々長くなってしまったので底上げの方法についてはまた別の記事で書きます。