読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

寡黙なオフィサー その魅力の秘密(4)



淑女として扱われて嫌な気がする女性はいないと思います。寡黙なオフィサー、モレッティ氏はそういうことがさらっとできるというか、「この人は根っから紳士なのだろうな」と思わせる人でした。
私の勤務先の施設の中にあったレストランでモレッティ氏とお嬢さんが食事しているのを見かけて、挨拶しようと思ってテーブルに行くと、モレッティ氏はすぐに立ち上がるのです。これはgentleman traditionsの一つであって、レディが立っているのだから男性も立ち上がる、という紳士的な振舞いの一つです。

dining_room_night

この行動があまりに自然で、この人はずっとこうやって生きてきたのだろうと思いました。女を淑女に育てるのは紳士の役目なのでしょうか。だけどモレッティ氏に立ち上がられた私は当然恐縮します。女とはいえ従業員だしどうぞお気になさらずに・・・と思うんだけど、言葉が出てこない。
こんな時どういったらよいの?そう思って帰宅して夫に聞いてみたところ、以下のひとことでよいそうです。

(自然な笑顔で)"You don't have to do that, sir."

変にへりくだると男性側が示してくれた敬意に対し失礼だし、gentleman traditionsは相手が淑女であるから成立するのだから、この程度でよいとのこと。
同じことをプライベートでされた場合は、恐縮する必要はないと思っています。相手=男性はお客ではなく、対等だから。また紳士的な行動をとるという機会が生活の中にあるということは、男性にとっても楽しいことだと思うのです。ちょっとした緊張感は大切ですよね。
ちなみにこの立ち上がるという行為は、「現代でもあてはまる21の失われた紳士の伝統」のトップで紹介されています。

goodguyswag.com

 こんなモレッティ氏ですが、さらっとシモネタもいけるのです。堅物じゃないんですよ~。

関連記事:寡黙なオフィサー その魅力の秘密(3) - Inside the gate