どぶ板通りとその周辺で暗躍する中国人、台湾人女性達 - Inside the gate という記事でliberty buddy(リバティ・バディ)というシステムについて軽く触れました。
直訳すると「自由時間用の友達」。ベースの外で行動する時に、共に行動する同僚のことです。目的はお互いを見張りあうのではなく、お互いをトラブルから守るため。何かあった時に連れがいると、フォローしてくれますからね。
例えば片方が酔っ払って他の酔っ払いと喧嘩になりそうになった時、"Get off of him dude! You're not on base!" 「おい、そいつから離れろ!お前は基地の外にいるんだぞ(=何かあったら日本の警察に連れて行かれるんだぞ)!」と言って抑制してくれるのも、リバティ・バディの役目。
私の夫はまだ軍に所属していた頃、真夜中に自宅マンションの目の前にあるコンビニに行くにも「一緒に来てくれ」と私に頼んでいました。巡回中のショア・パトロールに見つかると大変だそうです。
「『軍人じゃありません』って言えばいいのに。どうせすぐそこなんだから」と提案すると「いや、面が割れてるから無理だ」という夫。横須賀ベースなんて兵士が何千人といるのに・・・・。
ある時間(何時かは忘れた)を過ぎると、若い子じゃなくても単独行動が完全に禁止されているんだなぁと、そんな時に思い知りました。
リバティ・バディなしで一人で街をふらつきたいという気持ちもわかります。一人になりたい時、一人の方が気楽、色々理由はあります。だけど若いセイラーが一人で日本の大きな繁華街に出て、トラブルに巻き込まれるケース(米軍が一番恐れていること)もあるのです。リバティ・バディがいたら、こうはならなかったかもしれない、というケースが・・・・。<続く>