映画館で上映されているハリウッド映画を見ていると、日本人がしーんとなっているところで英語圏から来た人が楽しそうに笑っていたりするじゃないですか。彼らと同じところでふきだしてしまう人間として上から目線で言わせていただくと、シャレやジョークの面白さやキレ味って翻訳しきれないと思います。
"When I came out of the closet, everything came out of the closet."
Posted by Humans of New York on 2015年4月6日
英語がわかる方なら上記の埋め込みを見てくすっと笑ってしまったことでしょう。だけど仮にもしもこのフレーズが映画で出てきたら、その面白さは翻訳しきれないと思います。
◆ come out of the c...の意味・用例|英辞郎 on the WEB:アルク
「同性愛者であることを公表したら、全部クローゼットから出ちゃったよ」
ね?ちっとも面白くないでしょう。戸田奈津子さんならどう訳すでしょうか?
英語のシャレは英語で考えないとちっとも面白くないんですよ。だからハリウッドのすごく面白いコメディ映画を見つけると「どうかこの面白さがちゃんと翻訳されて、字幕で見た日本人が腹をかかえて笑えますように」と祈ってしまうのです。
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