ベースの従業員達はドルも円も持ち歩いている人が多いと思うし、ベースで買い物や飲食をする場合、円で払おうとすると「お釣りはドルですがよろしいですか?」と店員に聞かれたら、何がよろしいのかたずねられているのかも、理解できているはずです。
★オープンゲート(一般開放日)はお釣りも円になりますのでこの先は読む必要はありません。
お釣りはドルですが・・・の言葉の裏には「損をしますけど、よろしいですか?」という意味があります。
円→ドルのレートが1:1くらいの比率だと思ってくると痛い目にあいます
円の高額紙幣を使うのは本当にもったいない。これは日本人だけではなく、アメリカ人達も気がつかない人が多いようです。例えばこういうこと。
◆今日のオンベースのレート(円→ドル)が ¥125.00と仮定します。
ベースのコーヒーショップでコーヒーとマフィンを買ったら$6.75。
「円で払ってもいいですか?」と言って一万円札を出すと・・・・
1.まずはドルに換算されます。
¥10,000÷¥125=$80.00
2.そこからお釣りがでます。
$80.00-$6.75=$73.25→ お釣り $73.25
たった$6.75しか使っていないのに、お釣りが$73.25しかこない・・・・。円安の時にベースで円の高額紙幣を使うとこういうことになります。1万円だから100ドルくらいになるんでしょ?と思ったら大間違い(逆に95円/ドルといった円高の時は逆になります)。
せめて千円札や硬貨で支払えば、損失は小さくなります
1.¥1,000÷¥125=$8.00
2.$8.00-$6.75=$1.25→ お釣り$1.25
円安の時にベースでこんな感じということは、アメリカ人達はこぞって円を買い、オフベースで飲んだり食べたり旅行に行ったりして楽しんでいます。