Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

外国人にとって紛らわしい日本語「独身」と和製英語「シングル」



もう大昔の話です。日本語を勉強しているというアメリカ人男性と仲良くなりました。

男性: 独身ですか?

私: はいそうです。

男性: じゃあ電話番号を教えてもらえませんか?ディナーをごちそうさせてください。

私: あ、すみません。彼氏がいます。

男性: え?でも独身って言いましたよね。

私: はい、独身ですよ。でも彼氏はいますよ。

男性: (??????)

私: ああ、わかった! 独身=singleだと思ったのか!

男性: そうです。single=ボーイフレンドいないっていうことでしょ?

私: 独身は結婚していない人のことを指すんですよ。

男性: そうなんですか・・・。

 

http://www.flickr.com/photos/19953384@N00/5381172329

photo by San Diego Shooter(髪型を変えたら、single卒業できそうですよね)


この独身という単語を勘違いしている外国人がいるように、singleという単語は日本人が勘違いしやすいと思います。
日本人が「シングルだ」という時はその人が結婚していない状態だけど、アメリカ人がsingleという単語を使う時は、既婚・未婚を表すのではなく、特定の相手がいない状態を指します。

フェイスブックの交際ステイタスを例にしてみましょう。

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日本人が独身を選択している場合:未婚

アメリカ人が独身を選択している場合:未婚かつ特定の相手がいない状態

ただしネイビーの場合、結構いい雰囲気の相手がいるのにも関わらず、「独身」を選んでいる兵士が多いのも特徴です(笑)。男女問わずね。
だから何?って言われると、困るんですけど、まあこんなエピソードもありますよってことで書いていました。滑ったけど、続きます。