もうほとぼりも冷めたっていうのにこんな揚げ足取りみたいな記事を書くのもなんなのですが、スティーヴ・ハーヴィー氏、ミス・ユニバース2015でやっちまいましたね。
I'd like to apologize wholeheartedly to Miss Colombia & Miss Philippines for my huge mistake. I feel terrible.
— Steve Harvey (@IAmSteveHarvey) December 21, 2015
first runner-upという単語の紛らわしさ
ハーヴィー氏がやったことは、ミス・ユニバースを誤って発表してしまったこと。動画にもありますが、カードに書かれていた「first runner-upがミス・コロンビア」というのがまず目に入ったようです。
そのカードはこんな感じ>>【ミス・ユニバース2015】大ハプニングが発生。優勝はフィリピン代表のはずが......(動画)
first runner-up=次点という意味ですが、実は私はこの単語を初めて見た時、紛らわしいなぁと思ったんですよね。次点の「次」と"first"が結びつかなかったのです。
そ の後にrunner-upが続くからfirstを持ってくるのは当然なのですが、なんか自分の中でいつまでたっても「最有力候補」みたいに変換され続けました・・・。一度思い込んじゃうと、そのまま覚えてしまうんですよねぇ。
もちろんハーヴィー氏はネイティ ブ・スピーカーですから、私と同じ理由でfirst runner-upの意味を勘違いしていたわけではないと思います。
◆当ブログ内のSteve Harvey氏関連記事:「「自称恋愛カウンセラー」という人々はアメリカにも存在する - Inside the gate」
自国代表がタイトルを勝ち取ったのに、意外と静かなフィリピン人達
私の周囲フィリピン人達に限った話なのかもしれませんが、今回ミス・ユニバースに輝いたのはフィリピン代表のPia Wurtzbachさん。自国愛が強く誇り高いフィリピン人達が大喜びしそうな知らせなのに、私の周りのフィリピン人達はしらぁ~~っとしています・・・。なんか拍子抜けしてしまいました。
そしてやっぱり中南米の3Cは強い
美女の宝庫として有名なのが中南米の3C(Colombia, Chile, Costa Rica)です。今回のミス・コロンビアを見ていてもやはり華やかで美人だなぁと思いましたが、コロンビアがミス・ユニバースに送り出してくる美女のタイプって、近年だいたい毎回似たような感じなんですよね。日本はその点アドベンチャラスですけど。
で、コロンビアといえば・・・
かつて横浜は黄金町のストリートにたって直引きしていた外国人娼婦達のフォトエッセイ集。警察の浄化作戦により彼女達はストリートから消えてしまいました。
インタビューの内容や写真を見ていると、著者の八木澤氏は彼女達によくここまで心を開かせたなぁと感心してしまいます。そしてコロンビア人娼婦達の美しいこと!!!!!
「おしぼり工場で一日何時間も働くよりも、こちらの仕事の方が稼げるから」
確かに金にはなるでしょう。だけど彼女達の心はずたずたです。観客達の前でおじいちゃんとさせられた時のくだりは、読んでいてせつなくなりました。
- 「黄金町マリア」
- 増補新版「黄金町マリア――横浜黄金町 路上の娼婦たち」
八木澤氏による「娼婦たちから見た日本」も面白そう。