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Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

100ドルのチップをもらったウェイトレスの話

印象に残った日本人

 「45ドル近くのチップをもらった時の話 - Inside the gate」に続き、今回は100ドルのチップをもらったウェイトレスのお話です。場所は東京のレストランです。

お醤油、お水、お酒、お花、お通夜・・・「お」をつけると丁寧に聴こえるということは、日本に長く暮らす外国人なら知っている人も多いでしょう。よほど日本語を覚える気がない人でない限り・・・・。
その「お」を使い、ウェイトレスにセクハラともとられかねないジョークをかましたアメリカ人のおっちゃん団体から聞いた話です。

「おパイくださ~い」にひるまない日本人ウェイトレス

彼らは横須賀基地に出入りするアメリカ人の業者達でした。ある大きなイベントがベースで開催され、本国からも出張者が大勢来ていました。そしてイベントの打ち上げは東京で行い、会場となったレストランで、この話を教えてくれた男性はあるいたずらを思いついたのです。

「『おパイ(pie)ください』と言ったら、ウェイトレスは照れるだろうな」

http://www.flickr.com/photos/27119975@N00/14033270559

photo by Edsel L

おパイとアメリカ人が普通に発音したら、どうしてもパの上にアクセントが来るのが自然ですから、おっぱいに聞こえてしまうのです。
この話を教えてくれた、当時で日本在住歴が数年になっていたアメリカ人男性は、出張者達にもこれから自分がするいたずらの詳細を説明した上で、ウェイトレスをテーブルに呼びました。

「日本人女性のことだから、きっと口元を手で覆ってきゃっとかやるんだろうな」

おそらくこの団体の誰もが思っていたでしょう。

そして男性が「おパイください」と言いました。一緒にいる男性達はにやついています。
するとウェイトレスはちっともうろたえずにこう答えたそうです。

"How many would you like? We only have two left."
「いくつお持ちいたしましょうか?二つしか残っておりません」

そういってウェイトレスは自分の胸を指差したのです。

団体は大爆笑し、食事が終わると彼女に直接100ドル手渡しました。チップ制のない日本のレストランでテーブルに残しても、ちゃんと彼女に渡るかどうか心配だったからです。
このウェイトレスさんみたいな人は、彼女の接客目当ての常連客を増やしていくタイプですよね。そしてチップなんてもらえなくても、人を楽しませることを楽しめる人。

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