悪役商会がメキシコ系に門戸を開いたらまずこの人を最初にスカウトするんじゃないかな、と思うのがDanny Trejo(ダニー・トレホ)という俳優。
サンディエゴのBarrio Loganとか、テキサス州のEl Paso・・・じゃなくてもっと治安の悪いところに住んでいそうな、「悪そうな奴はだいたい友達」どころでは済まなさそうな方です。
彼が出演作品で見せる悪人顔の凄みは「デスパレートな妻たち」にちょい役で出演したのを見てからずっと気になっていて、ウィキペディア大先生に聞いてみました。するとやはり若い頃はギャングだったようで妙に納得してしましたよ。
麻薬に手を出し、犯罪にも手を染めて刑務所に入ったこともあるそうで、そして今はこうして悪役として引っ張りだこなわけですから、点と点がつながって線になったという言い方もできますし、ワルとしてのキャリアを着実に歩んできた方ともいえます。
トレホ氏のように生き様が刻まれたような顔って素敵ですよ。 もちろんハンサムな俳優も見ていて幸せな気持ちになりますが、トレホ氏のように悪人顔というニッチな市場で常に需要があるというのもいいじゃないですか。
●Danny Trejo 出演作一覧(英語)
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