この記事の主旨を考えると、欧州と米国をひとくくりにするのもどうかなと思いましたが、細かいことは抜きにしていこうと思います。
「外国人(顔濃い系)にとってはこんなのは挨拶みたいなものだよ」と言って抱きついて来たり、ほっぺにキスをしてきたりする外国人男性が昔はかなりいました。
アメリカ人が会う人すべてと「やぁ!」と陽気にハグをする国民であると勘違いしている日本人は、もうさすがにいないはずですから、今はもうそういう輩はだいぶ減ったはずです。彼らはそういうことをやってよい女性と、そうでない女性をわかっています。
やってよい女性は
- 「きっと欧米の男性って本当にこんな感じなんだろうな」とそのまま受け止めてしまう、外国人男性慣れしていない可愛らしい女性
- 「外国人慣れしてるからこんなの当然♪」という、欧米風のスキンシップを知ったかぶりたい女性。本人は百戦錬磨のつもりなんだけど、実は多くの不良外国人男性達が渡り歩いて行っただけ
です。彼らはちゃんと相手を選んでやっていますよ。
紳士的な欧米人男性は、こんな風にハグを装ってべたべた触ってきません。触ってくる男性達は、母国では女性に相手にされずゴミ扱いだけど、日本ではハリウッド俳優として崇めてもらえるようなやつらばかりです。
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日本人の芸能人にも欧米風スキンシップを勘違いしている人はいる
道端アンジェリカさんは美人でスタイルよし。なのに30歳で彼氏なし。いったいなぜ?!その理由がVTRで再現されるのですが、こんな一コマが出てきます。
「ハグとかチューとか挨拶みたいなもんだから」
「そんなのアンジェリカスタイルの常識だから」
アンジェリカさんにしてみれば、本当にハグやチューには深い意味などないのでしょう。だけど私はこの再現VTRを見ていて、日本、しかも地方で生まれ育った生粋の日本人である彼女が、必死で自分の外見に求められるイメージを演じているように見えて哀れになりました。
顔の濃いハーフ(=ぱっと見ですぐに外国人とのミックスだとわかるタイプのハーフ)にとっての宿命っていうのかな。普通に日本人ぽくいることが許されないというか「どこか違うんだろうな」と期待されたり、決めつけられてしまう。
こういうキャラを演じるのは若いうちはいいけれど、年をとってきたら辛くなりそう・・・。
それからもう一人が舘ひろしさん。
大昔に見たTV番組に彼が出た時のことなのですが、「僕にとってキスは挨拶代わり」と言って観覧に来ていた女性客達数人の頬に、ちゅっと口づけていくシーンがあったのです。
まあ舘さんは本来こんなことをする人ではなく、番組側に「視聴者が求めるダンディーな舘ひろしっぽくお願いします」と打ち合わせで依頼された結果なのかもしれません。
あ~・・・・こういうのを放送するから「大人の男・舘ひろしは日本人離れしていてこんな風に挨拶をする。かっこいい~♪」というバカな女性が生まれるのです。
もう一度言います。欧米のまともな男性はこんな風に初めて会った女性達に、唇で音を立てるようなキスを頬に気軽にしたりしません。
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