HPTとは横須賀基地でのバイト扱いの雇用形態であり、Hourly Pay Temporary Employees=時給制臨時従業員 の略称です。原則的に一年ごとの契約更新です。また、2018年の改正労働契約法の施行により最長でも3年までしか働けなくなりました。>>横須賀基地のHPTの明暗が分かれた改正労働契約法の施行 - Inside the gate
(ベースのハウジングから見た東京湾)
滅多にいませんが、更新してもらえなかった例で知っているものをあげてみたいと思います。
- call in sick(当日病欠)が多い
- 遅刻の常習犯(HPTなのにw)
- 同僚達とのトラブルが多い
- お客にチップを強要していたのがスーパーバイザーにばれた
- その仕事が必要なくなってしまったなど、運営上の理由(本人のパフォーマンスの良し悪しとはまったく無関係)
私の印象ですと、よほどのことがない限り契約は延長されると思います。よほどのこと、というのは上記にあげたようなことや、あるいはお金絡みのこと、そしてセクハラ。
どのくらいの猶予を持って更新継続するか否かを伝えられるのか
更新を継続してもらえない場合、3ヶ月前にはその旨伝えられていました。そうすれば本人もベースで就職活動に入れますし、契約が満期になって終了する前に自分から退職すれば「契約を更新してもらえなかった」という記録が残らない、という配慮のものとです。これが全ての施設において行われているのかはわかりませんが、最低限の配慮だと思います。
更新してもらえないけど、次もベースで切れ目なく働くということは可能か
できれば切れ目なく働きたいですよね。だって一度ベースでの仕事の契約が切れてしまったら、書類やら健康診断やら一から出直しですよ・・・。面倒くさ~。
関連記事:【横須賀基地】本採用までかかる時間 - Inside the gate
だけど契約を更新してもらえなかったHPTの人が運よく切れ目なくオンベースに留まり働き続けているケースを見たことがありません。やはり皆ベースで次の仕事が見つからなくて、それでもどうしてもベースで働きたい場合、外から入りなおしてきているようですね。
契約更新のことばかり考えてそうびくびくしなくても、社会人として当然の働き方をしていれば、ちゃんと更新してもらえると思いますから、まあ気楽に行きましょう。
余談ですが、【横須賀基地】つい最近聞いた採用がらみの話 - Inside the gateという記事に登場した「性格に難有りだけど英語が流暢」な応募者の難は、「前職でのHPTの契約を更新してもらっていない」というもので、フィリピン人女性でした。スーパーバイザーの彼がこういったのが印象的です。
「フィリピン人なのにHPTの契約が更新してもらえないってことは、よほど何かあったんだよ」
フィリピン人って横須賀基地ではそんなに優遇されているの?と思った方にはこちらの記事がおすすめ。