ブラックな匂い・・・・
先日ジョナった時のこと。
男性三人が座っているテーブルがありました。二人がかりで残りの一人に何か説明・説得しているような様子でした。
説明を受けている側は、気がよくて素直そうな青年。
説明している側は、二人とも今流行りの細身のスーツを着ている二十代後半~三十代前半くらいでしたが、どうも怪しいんですよ。なんていうかこう、真っ当な商売していないんだろうなぁ・・・という雰囲気。髪形もこざっぱりとしているし、スーツやシャツもぴしっとしているのに清潔感がないのです。いや、本当はあるのかもしれませんが、裏社会の人間しか持っていない何かが、清潔感をかき消してしまっているかのようでした。特に二人のうちの一人は、目が怖かった。昼間なのに、暗い。闇に包まれているんじゃなくて、闇を飲み込んだような男性。こういう危なそうな人、モテるだろうな・・・・。
「ネズミ講にでも勧誘していたのかな」
そんな風に想像しながらジョナサンを出ました。
それから数分後、私が信号のない横断歩道を渡ろうとしたところ、左折しようとしていたレクサスが止まってくれました。だけどその横断歩道は歩行者の数が常に多く、車を運転している人達にとっては左折のチャンスがなかなか見つからないいや~なスポットだったので、私は立ち止まってそのレクサスを先に左折させることにしました。
するとその車の後部座席に乗っていた男性は、ゆっくりと左折する時に、こちらに対しきちんと頭を下げたのです。こちらを見てしっかりと頭を下げるという感じではなく、あえて視線は合わせずにさりげなく会釈する感じ。
後部座席にいたその男性は、ジョナサンで見かけたあの危なそうな男性でした。運転していたのは、一緒にジョナサンにいたもう一人の男性でした。
本当に怖い人は善人の姿をして近づいてくるとはよくいいますが、きっとこの人もそんな感じなんだろうなと思いました。左折する時にふんぞり返って「俺はな、運転手もいるんだぞ」と、左折のタイミングを譲ってもらって当然、という態度を丸出しにする男はたいした玉ではないのです。
こういう風に当たり前のように会釈をし、一見きちんとしている人たらし風が一番危ないのです。虚勢を張る必要のない男。いったいどんな武器を隠し持っていることやら・・・。
イケメンすぎる客引き(画像はありません)
大滝町のこの交差点付近は、常にキャバクラの客引き達がいます。
その中に二人、真性イケメンがいるのです。スーツを着てとりあえず焼いてエグザイル風~みたいな雰囲気イケメンじゃないですよ。
一人はおそらくハーフ。金髪に染めているけど、それが顔から浮かない。要するに濃いイケメン。もう一人は同じく濃いイケメンなのですが、背も高い。神様は二物を与えるんですね。こういう客引きがいる店は儲かっていると思いますよ。なぜなら客引きが男前なら、お店の女の子が頑張るじゃないですか。
あれだけ顔がよければお店の女の子を上手に口説いて「俺のために頑張ってよ」みたいなことが言えるはずですよね。あの顔でささやかれたら頑張らない女の子はいませんよ。
「みんなに同じこと言ってるくせに!」
「いや、おまえだけだよ」
そんな修羅場が目に浮かびます・・・。