マネタイズを中心とするブログ運営に興味のない人にはまったく面白くない記事ですが、最近アマゾン・アソシエイトの売上げが急激に伸びて、束の間の小バブルに酔いしれています。アマゾン・アソシエイトですからたいした報酬にはならないけど、数字が伸びると楽しいものです。
売れているのはこのブログではなくサブブログ経由なのですが、田中角栄氏や彼の愛人達、そしてマダム・クロードに関する記事へのアクセスが急増し、それに比例するように書籍の売上げが伸びているのです。この人達がメディアで取り上げられたのでしょうか?
更新しなくても検索エンジンからの流入で収入がある
ブログを放置していても、検索エンジンからのアクセスから収入があるというのはよいものですが、それが「もっと資産記事を増やそう!」という更新のモチベーションになるかというとそうでもありません。
放置していてもいいんだぁ~と思うと放置してしまうんですよ。生来怠け者なのだろうと思います。そして小バブルが終焉する頃、またついつか小バブルをもたらしてくれるかもしれないであろう記事を書き始めるのでしょう。
資産記事は狙って書けるものではない
今回の小バブルを経験して感じているのですが、アマゾン・アソシエイトからの収入源となっているサブブログの記事みたいに、「今仕込んでおけば、後々収入をもたらしてくれるであろう」という記事が毎日のように書けたら楽なんだけど、それは無理でしょう。
資産記事って狙って書けるものではないなとつくづく感じました。マスコミが取り上げる人を予測する力など、私にはありません。「この人が来そうだな・・・・」と予測をして気合いを入れた書いた記事が当たる可能性はとても低いものです。
また今回のバブルをもたらしてくれた記事は、アマゾンのリンクを踏んで買ってくれる人がいたらありがたいなと思ってアフィリリンクを仕込んでいますが、あれだけたらたら書いた長文は、私の持論を書いただけです。訪問者にとって読みやすいように、わかりやすいようにということは心がけましたが、受け止め方は読み手によりますし、1冊でも多く買ってもらおうと思って書いたものではありません。
だけど結果的に検索エンジンに高く評価されて、数ヶ月前、あるいは一年以上前に書いた記事でも訪問者が後を絶たないのはありがたいし、検索エンジンからの評価は自分ではどうにもできません。あちら(エンジン)が判断することですから。
長い文章を書けば検索エンジンに評価されるのかと言うと、そうでもありません。
>>長いだけですっかすかのブログなんか評価しないgoogleのポリシーは素晴らしい - Inside the gate
売れればそれでよいのかというと、そうでもない
このブログやサブブログのアマゾン・アソシエイトの売上げは、私が紹介したもの以外にもかなり売れています。私のブログの広告をクリックしてアマゾンのサイトに飛び、そこで関連商品、おすすめ商品として表示されるものが購入されているのでしょう。そしてそれは当然私の売上げになるわけですが、やはり自分が紹介したものが売れたほうが嬉しいです。
その理由は、有名ブロガーであるちきりんさんが著書で書かれていたことと同じです。
アフィリエイト広告収入には執着していないけど、自分がブログで宣伝をした場合、どういったものが売れて、どういう風に書くと売れるのか、自分の営業力のバロメーターとして楽しんでいる
というようなことを書かれていました(うろ覚えです)。まさに私も同じことを感じているのです。一点違うのは私は広告収入に執着しているという点ですけどね。
例えば今稼いでくれている記事を、私はラブレターだと考えています。広告でもなく論文でもなく、ラブレター。
自分が伝えたいことを、自分が選んだ言葉でしたためる・・・。それをウェブ上で公開する。多くの人がそのラブレターを読むけれど、ラブレターが心を打つのは読んでくれた人の10%くらいで、アフィリリンクをクリックする人の確率はさらに低くなり、3%くらい。そんなもんなんじゃないかなと思っています。そしてラブレターに必要なのは、テンプレートではなくてオリジナリティ。どこかで読んだことがあるようなことを書いても、訪問者の琴線には触れないし、心にも残りません。
「ちきりんの日記」というブログがあそこまで有名ブログになるまでの軌跡。ちきりん氏の戦略や運営姿勢を読んでいて、「ちきりんさんってこの人みたいだなぁ」と思ったのが・・・・
レディー・ガガ。自分が関わる、露出するメディアを厳選するところ。名前を売ろうとして何でもかんでも出まくるわけじゃない。逆にそれがちきりんというネームバリュー、そしてブログ価値と信用度を高めたのです。