ネイティブスピーカーでも英語で喧嘩したら絶対勝てない!ほど弁が立つ移民美女であるスラブ系美女Kさんと先日久しぶりに話した時、いつものように彼女が大好きな読書の話になりました。
そこで読書家の彼女に聞いてみました。
「今まで読んだ中で今でも心に残っている本は何?」
1位
んでBLK OPIUMの香りに包まれながらELEVEN MINUTESを読むという楽しみを見つけてしまった。セックスよりいいかもしれないぞ! pic.twitter.com/g60QuCHYfn
— アベマリア (@m_insidethegate) 2018年2月5日
これは引き込まれます。ページをめくる手が止まらない。実在するブラジル人娼婦の生活、人生に基づいて書かれた小説で「その細部にまで渡った描写が素晴らしい」というのが彼女がすすめる理由。パウロ・コエーリョの代表作ともいえる「アルケミスト」のファンをがっかりさせることになるだろう、とコエーリョ自信が前書きで書いていたくらい。
Elegen Minutes
2位
きみに読む物語 - The Notebook【講談社英語文庫】(by Nicholas Sparks)
これは私も好きな一冊です。(レビュー記事「高校(特に女子高)の英語のリーディングの教科書にすすめたい一冊 - Inside the gate」)
3位以下は色々ありすぎて決められないから、今度教えるわ、と言っていました。
男性が読んでも共感しないであろうNicholas Sparksの作品
Nicholas Sparks氏といえば、昨年出版されたSee Meも良かったとKさんは言っていましたが、このブログの読者であれば、米軍兵士がらみで読んでおきたいのが同氏の著書Dear Johnでしょう。
だけど彼の作品を読んで感じるのは「男性が読んでも共感できないだろうな」ということです。男性は女性みたいに感情的な生き物ではないから、そもそも恋愛小説を読んでみようという気にならないだろうから。
えらく弁が立つKさん。ネイティブスピーカーをぎゃふんといわせられるだけの語彙力は読書で培われた?
Kさんはアメリカに移民して10年以上が経ちますから、ネイティブスピーカーと喧嘩しても口で勝てるのは当然でしょう?と思われる方もいるかもしれません。だけど10年暮らしてもあまり英語が話せない人を知っているので、「長く住んでいれば努力しなくても話せるようになる」と考えるのは短絡的です。
ねちねちいや~なものの言い方は決してせず、相手がぐうの音も出ないような表現を使って、すぱっと言い負かすKさんの語彙力について「やっぱり読書も関係していると思う?」と本人に聞いてみたところ「ある程度関係していると思うけど、やっぱり移民してきていきなり現地の学校に放り込まれたことが一番効いたと思う」と言っていました。
スラブ系美女Kさん登場記事:「伝えたい、わかってほしい、誤解されたくない」という語学学習のモチベーション(1) - Inside the gate