サンディエゴに住んでいた頃「ねえ、この街ってTiger Woodsのそっくりさんが多いね」と夫に何気なく行ったら「あのさあ、僕と二人きりの時や、周りにDarren(夫の親友)くらいしかいない時はいいけど、他の人が一緒の時は絶対にそういうこと言わないでね」と釘を刺されました。
言いませんよ。私だって何かあるとすぐに「人種差別だ!」と騒がれる国に暮らしていれば、そこらへんはわきまえています!
だからこそ夫と二人の時くらい「何が不適切か」ということにびくびくせず、思ったことを言いたかったのです。
背が高くて褐色の肌。愛嬌のある顔立ち
サンディエゴになぜTigerさんのそっくりさんが多いかというと、黒人男性と東南アジア人女性のミックスが多いからでしょう。Tigerさんは、お父様がアジアンが少し入った黒人で、お母様がタイ系アメリカンです。彼のような背が高くて褐色の肌、愛嬌のある顔立ちはこういう組み合わせでできるんだなぁと思いました。
サンディエゴにはMira Mesaというエリアがあって、そこはまるでマニラ。wikipediaによりますとベトナム系も多いそうですが、私が実際に見た印象だと圧倒的にフィリピン系移民が多いです。それからサンディエゴの郊外になりますが、National Cityもフィリピン系移民が多かったです。どちらも日本で言えば横須賀みたいなもの。よく利用していた郵便局にも、窓口に3人もフィリピン人の職員がいてそのうち二人は横須賀や根岸に住んでいたこともある人達でした。
海軍の街にフィリピン人あり、ですね。
Trophy Lounge
National Cityにある大き目のバー。客層の99%がミリタリーの黒人とフィリピン人女性ということで有名。どうしても行ってみたくなり、夫を一緒に連れて行こうとするも、却下されました。
一人で行くのは怖いので、弟夫婦が遊びに来た時に三人で行って来たのですが、弟が「観光ってこういうことだよな。やっぱりその土地にいる人を見るのが一番楽しい」とぼやくほど、店内の様子は異様な光景でした。
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