Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

横須賀基地での事務職は狭き門です

画像は横須賀基地の司令部です。国旗が掲揚・降納されるのもここです(関連記事「ベースで一日二回訪れる静寂」)。

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ここで働いている日本人を一人知っていますが「なんでそんな立派な大学を出てベースで働いているの?」と思います。
仕事の等級で言えば1-5、1-6くらいになると思うのですが(事務職の等級については米軍基地で働くにはどの程度の英語力が必要なのか - Inside the gate をご覧ください)、そのくらいのポジションになるとアメリカの大学院を出た新卒がばんばん応募してくるそうです。といってもそれは噂で聞いたことなので信憑性についてはなんともいえませんが、この噂が嘘でも本当でも、とにかく横須賀基地の空席は一部を除き超倍率が高いです。超倍率が高いからこそ、出身校や直近の職歴は書類選考でふるいにかける際の判断材料になります。だけど私は横須賀基地の事務職なんて、ほとんどコネで決まると思っています。私自身もベース内で接客業→事務職に異動した際、コネを使いましたもの。

 

横須賀基地の空席情報はここで確認できます

1.駐留軍等労働者労務管理機構(LMO) 
日本語のサイト。外部からの求職者はこちらから応募します。空席の待遇についてはきちんと書かれていますが、詳しい就業場所は2.のJN Yokosuka Regionでしか閲覧できません。

2.JN Yokosuka Region(しょっちゅうサーバーが落ちますので、アクセスできなくても辛抱強く待ってみてください)

英語のサイト。外部からの応募者は選考対象外の空席情報もたくさん出ているため、もしもあなたが既にベースで働いていて異動を考えているわけでもない限り、1.LMOのサイトの閲覧をおすすめします。
日本語の補記もありますが、等級1-4以上の仕事に応募を考えている人は、こちらのサイトを見ていて「理解が困難」であれば、応募しない方がよいです。残念ながらベースの事務職で求められる最低限の英語力がないと思われます。

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