大好きな作家、山田詠美さんの小説を読んで横田米軍基地周辺の繁華街に憧れて、実際に行ってみたことがあります。そして「あれ、なんか違う」と思いました。
「小説で読んだ福生。自分の頭の中で描き続けた福生。そっちの方がクールだったなぁ」
それが正直な感想です。ちょっと退発的なダウンタウンを想像していったんだけど、実際に行ってみたらやはりイメージしていた街と違うんですよね。
山田さんのようにそこで青春時代を過ごした人と、私のように小説を読んで感化されてちょこっと遊びに行ってみた人間は、まるで違うフィルターを通してその街を見ているわけだから、こういうギャップがあるのは当然なのです。
意外だったのがバーに入ってみたらアメリカ人に次いでブラジル人が多かったということ。私が行ったお店がたまたまそうだったのかもしれませんが、男女共にブラジル人がかなり多かったです。あ、フィリピン人はもうデフォルトで多かった(笑)。でも横須賀ほどではなかったので、横田はまだフィリピン人に侵略されていないということですね。
現地を案内してくれた人の話によると「東大和市や武蔵村山市に住んでいるブラジル人がここまで遠征しに来ている」とのことでした。地理的には立川を都会として目指しそうな位置にも思える両市です。
だけどもう一度横田には行ってみたいと思います。海に近い海軍基地とは違った、少し閉鎖的な雰囲気のする横田基地周辺はもっと魅力的な側面があると思うので。
photo by atletismesafor
それから横田まで遠征して気がついたことなのですが、拝島~橋本間はエキゾチックなイケメン遭遇率が高い!彼らはアメリカ人ではありませんね。あの人達、どこの国から来ているんだろう?例えば茶色い巻き毛に褐色の肌で瞳はグレーとか。アラブ系かな。
拝島~八王子(八高線)→八王子~橋本(横浜線)と乗り継いだのですが、電車の旅を楽しくしてくれたのは、確実に彼らの存在です!あそこらへんに出稼ぎ外国人が沢山住んでいるエリアがあるのかな。
関連記事