お食事中の方はご遠慮ください
シリーズ(1)でラテン系のクラブをはしごしていたと書きましたが、そのうちの一つであるエル・カフェ・ラティーノでの思い出をシェアしたいと思います。
ある夜そこでトイレに入って用を足しはじめ10秒も経たないうちにトイレのドアを思いっきり蹴られ、驚いた私がジェット噴射で放尿を終了しドアをあけるとそこに立っていたのはおそらくコロンビア人の女の子。「おしっこくらいゆっくりさせてよ!!!!」と私が怒鳴ると「うるせーなこのクソ女!」と日本語で罵られ、コロンビアーナの連れの女性は怯えてしまいました。
頭に血が上った私はトイレから急いで出ると店内に置いてあった誰のものかもわからぬ飲みかけのカクテルをつかむとトイレに戻り、その女が籠っていた個室の上からカクテルをぶっかけると、個室から聞こえてくるスペイン語の怒号を背に大急ぎで店から逃げ出しました。一緒にいた友人には「後で説明するから!」と言いながら。ぎゃはははは。懐かしいな。
また私と同じ年代(アラフォー)でこのお店に通った方は覚えていらっしゃると思いますが、当時のエル・カフェ・ラティーノの店員に超イケメンのパトリシオ君というチリ人の男の子がいたのです。もうほんっといい男だったんだけど、ガールフレンドが千葉のDQNみたいな感じだったのでがっかりでした。彼はNHKのスペイン語講座にも出演していました。
そして非常に息苦しい閉ざされた世界でもあったラテンダンスコミュニティの女王はRYOKOさんでした。彼女のダンスは洗練されていて、中南米からやってきている男性インストラクター達のとりまきのきっついおばさん達が何人束になってもかなわないというか、完全に異質の存在でした。当時は「サルサが踊れるOL」というのがウリでもあったためOL RYOKOという名前で活動されていたダンサー、インストラクターです。今でもご活躍されているようですね。
(画像はエル・カフェ・ラティーノのフェイスブックからお借りしました)
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