Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

追浜散策&古民家カフェ「ツキコヤ」に行ってきました

「丘の上にあるからかなり歩くし見つけにくいけど、絶対行ってみる価値のある古民家カフェ」と常々周囲から噂を聞いていた追浜の古民家カフェ「Tsukikoya Coffee Roaster」(以下ツキコヤ)に行ったのは昨年の9月になりますが、なんと追浜駅で下車するのは15年ぶりということに気がつきました。
また筆者はリアル古民家で育ったため、「うちの実家なら大きいしもっとこんなこともできるのでは?」という風に実家で何か商売はできないものかと触発されました。ひらめいたアイデアについては冗談として記事の後半で触れたいと思います。

 

追浜駅周辺の変化 ネパール人女性が多い

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駅前の様子。15年前と比べて変わったといえる点が一つ。ネパール人女性が多い!綺麗な人が多いですね。羨ましいぞ、その彫りの深い顔立ち!横須賀中央駅周辺を歩いていると、ネパール人男性はよく見かけるのですが(カレー屋が多いため)、女性はそんなに見かけないので新鮮な感じがしました。私達が最後に追浜に降り立った時はペルー人男性が多かったと記憶しています。ペルーの方はデスパレートな男性が多いですね。日本人女性と結婚して日本にとどまりたいのかな。

そして丘の上を歩いていくと・・・

眺望良好 駅から徒歩15分の新興住宅地

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マンションも戸建ても新築が多いですね。丘の上からの眺めは昼間でもこんな感じで平潟湾や東京湾を見渡せて解放感がありますが、夜になると家々に灯りがともりちょっと素敵な夜景が見えるかもしれません。駅からは少し遠いため真夏日はこの勾配、距離を歩くのが辛いところですが、この丘の上を歩いて帰宅しようとなるとおのずと深酒はしなくなりますから、そういう抑止効果はいいと思います。それから電動自転車があると便利でしょう。

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今回は夫と歩いてツキコヤに向かったのですが、途中に小学校の通学路があり、集団下校中の子供達が夫を見て「すげーアメリカ人だ!」と言ったのには笑ってしまいました。横須賀中央あたりだとアメリカ人なんて日本人より多いのではないかというくらいですから珍しくもなんともないのに、特急に乗って二つ目(※)の追浜では同じ横須賀市内でもこんなにアメリカ人の人口が違うのです。
(※)2020年4月現在京浜急行線の特急は停まりますが、快特は追浜には停まりません

途中で道に迷ったら、私達がカフェを目指していることを察したと思われる女性が声をかけてきてくれました。そして途中まで一緒に歩いてくれてそこから先の行き方も教えてくださり、とても親切にしていただきました。彼女がこのブログを読んでいるはずもありませんが、その節はどうもありがとうございました。

ツキコヤが見えてきた!

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古民家カフェ・ツキコヤという空間への入り口は、思ったよりもずっとひっそりとしていました。目立った看板も出ていませんがインスタバエ達は何としてでも見つけ出すに決まっているでしょう(苦笑)。

インスタバエや女子トークから守りたくなる空間

演出された感じがほとんどせずとても素敵だと思いました。

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現在は築60年くらいになっているであろうリアル古民家で育った筆者は、コンセプトが昭和とかレトロとかそういうところに行くとどうしても「頑張って演出しました!」という感じが好きになれなかったのですが、ここは雰囲気が本当によくて、漂っていた「気」がよかったです。

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平日に行ったため私達夫婦しか客がいなかったというのも関係あるでしょう。週末だったら女子トークしながらマウンティングに精を出す女性達であふれかえるでしょうから、この日と同じものを感じ取ることはなかったと思います。あと日本人女性は比較的声が高い人が多いため、普通に話していてもキャーキャー言っているように聞こえてしまいますが、この素晴らしい空間であのキャーキャーというのは聞きたくないなと思いました。
ツキコヤはだいたいここらへんです。グーグルマップを貼っておきますね。

ナビは以下の記事がわかりやすいです

hamarepo.com

売っても二束三文のド田舎の実家で何か面白いことをできないだろうか?

 

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冬囲いが済んだ筆者の実家です。 古民家の雰囲気が好きな人が滞在したら絶対に気に入ってもらう自信があります。ツキコヤでコーヒーを飲みながら夫がひとこと「このお店はとても素晴らしいけど、君の生家の方が雰囲気はいいよね。アトラクションも多いし(にやり)」と言いました。そのアトラクションも含め、かつて筆者の母は無謀にも商売をしようと思っていたのです。
長くなってしまったのでこの無謀な企画についてはまた次の記事で書きます。