Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

深刻なカミサリーの農産物価格の高騰

ベースのグロサリーストア・カミサリーにおける農産物の価格の上がり方は、米軍関係者達の家計を圧迫し続けていますが、その高騰ぶりは、なんと高給取りの米軍幹部までイオン(以前はダイエー)に通うほどになってしまいました。

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私の知り合いのアメリカ人は「これだけ価格が上がると、健康的な食生活を送ることがもはや不可能」と言っていました。
よくアメリカの貧困層を見た人達から「なんで貧乏なのにあれだけ太れるの?」という声を聴きますよね。やはり少しでも安くお腹を満たすことを優先すると、どうしても高カロリー・低栄養になってしまうのだなぁと、カミサリーの価格上昇を目の当たりにして感じました。貧乏だからこそ太るのです・・・。

Keesler Commissary

私もよくイオンを利用するのですが、先日買い物しに行った際「あ、Rear Admiralがいる」と言う夫の視線の先を見てみたら・・・クリスマスツリーの前で、幹部のMatthew Carterさんが家族写真を撮影されていました。なんか微笑ましい一面でした。やはり背がすらっと高いから目立ちますね。190cm近くあるんじゃないかな。

◆あの年齢の白人男性で腹が出ていないという奇跡>>このユニフォームを着る限り、自己管理も仕事のうち - Inside the gate


ミーハーな私も一緒に撮影してもらおうかなと思ったのですが、ご家族でのんびりされているようなのであきらめました。
Carterさんだけではなく、結構ランクの高い人達がお買い物されている姿を見かけます。高給取りの彼らにとっても、カミサリーの農産物価格の高騰はあほらしい域に達しているのでしょう。
私から見たらイオンで販売されている農産物も高くなったと感じますが、カミサリーの農産物の価格の目の飛び出るような高さに比べたら、かなり安く感じられるでしょう。私もカミサリーで価格をよく見もせずにカートに入れたさつまいもをレジに持って行って、あまりの高さに値段を確認しなおしたくらいです。

イオンで見かける若い米兵達

若いセイラー達が買い物している姿も見かけますが、彼らが買い込んでいるのは農産物ではありません。男性達はカップラーメンを、女性達はお菓子を買い込んでいるのをよく見かけます。日本語が読めない彼らは、カップラーメンは食べてみてびっくりの味も多いでしょうね。だけどそれも楽しい経験の一つ。
また、フードコートに入っているクレープ屋さんも彼らに人気があります。

ちなみにこのイオンは、以前はダイエーでしたから、アメリカ人達はいまだにDaiei mallと呼びます。Aeon mallと言っても通じないでしょう。
私も夫に話すたびイオン、イオン、と七田式に覚えさせようとしていますが、いまだに夫はダイエーモーーォと呼びます。

アメリカ人がオフベースのお店で好んで買うものにはこんなものもあります>>【横須賀基地】外出制限・飲酒禁止措置 その後 - Inside the gate

AVE(エイビィ)で買い物するようになったアメリカ人のブログ記事>>Yokosuka Food Corner - Blue Street and Beyond: AVE Supermarket スーパ(カミサリーとAVEの価格の比較一覧まである!)