モルモン教の宣教師に恋してアメリカまで追いかけていった女の子達の末路(1) - Inside the gate の続きです
私が知っている女の子達は
- 宣教師が日本にいる間に既につきあっていて、相手の帰国にあわせて留学準備をした女性 (優香さん 仮名)
- 完全に片思いだったけど、どうしてもあきらめきれなくて、宣教師が帰国した数ヵ月後に留学準備をして追いかけていった女性(慶子さん 仮名)
がいました。
優香さんはボーイフレンドが帰国して数週間と空けずに、アメリカに渡りました。留学先はもちろん、モルモン教徒にとってのメッカであるソルトレイクシティーから車で一時間ほどのところにある、ブリガムヤング大学の付属の語学学校でした。ボーイフレンドはブリガムヤング大学に復学し、多くのモルモン教徒のカップルのように、優香さん達も学生結婚をする予定でした。
ところが優香さんが渡米して4ヶ月くらい経っても、彼が結婚に向けて動き出そうとしませんでした。逆に彼が優香さんと距離を置き始めたのですが、これは予想できたことでもありますね。
ボーイフレンドが日本で伝道していた頃、英語でコミュニケーションが取れて、年齢も近い優香さんが心の支えであったことは事実でしょう。
だけどアメリカに帰ってきたら女の子もいっぱいいるし、当然皆英語が喋れるし、伝道中と違って制約のない生活です。女の子とデートできるのです。
そしてボーイフレンドは、日本で優香さんと盛り上がっていた時にした約束を守れなくなってしまった、と気がつくのです。その約束は気持ちに勢いがあったからできたもので、その時は確かに真剣だったのです。決して不誠実ではなかった。
だけどやはり母国に帰ってきて選択肢が多い中に、日本から優香さんがやってきて、その時になって初めてボーイフレンドも「ごめん。君は現地妻だった」と気がつくのではないでしょか。
彼も言い出しにくかったでしょう。彼と別れた後、優香さんが語学学校の残りの授業に出席したのかどうかは謎です。留学の目的が「好きな男性の近くにいること」の場合、その目的を失った後は、もう授業を受けるモチベーションが何もないわけですからね。
もう一人の女性慶子さんは、押しかけ女房的に留学したものの、帰国した宣教師を振り向かせることはできず、だからといってあっさり帰国するのはプライドが許さなかったせいか、アメリカに留まりました。
そして非教会員と結婚して、もちろん今ではもう教会には通っていません。熱病のような恋がきっかけで洗礼を受けた人=にわか教会員なんてそんなもんでしょう。タトゥーと違って消すのにお金かからないからよかったですね。
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