私が勤務していた施設のクックさん達の多くが日本人男性でしたが、共通点がいくつかありました。それは細マッチョということ。
胸と二の腕がほどよくたくましく、お腹が引き締まっている
photo courtesy of Crazy Stupid Love | By That You Mean
私はお腹はちょっとくらい出ていても可愛いなと思えるのですが、とにかくクックの人達は胸、二の腕、そして肩が格好良かった!
彼らはユニフォーム代わりみたいなTシャツやクックコート(白衣)を着ていることが多いのですが、クックコートの時よりも断然Tシャツ姿の方がいい!いい体をしている人ってTシャツ姿がこんなにも素敵なんだ・・・っていう好例ですね。
肉体労働をしている人達独特の、労働を通じて自然とついた筋肉だけで作られた体だと思っていたらそうじゃなかった
クックさんのお仕事は、バットやペン、フライパン、鍋など重いものを毎日持ったり振ったりする仕事。だから働きにくることがエクササイズ代わりになっていると思っていたんですね。
休みの日はごろごろして疲労回復最優先で、別に何でもしてないんだろうなって思っていました。だけどそうじゃなかった。
特に30歳を過ぎて基礎代謝率が落ちた体だと、摂取カロリーを変えずに同じように暮らしていたら確実にたぷたぷしてくるわけです。
で、皆さん何をされていたかというと、やはり一番多かったのが筋トレ。腕立て伏せ、腹筋、アームエクステンションなど。
まあどれもベーシックで地味な分、楽しいものではありませんが、体型維持ではなく「食べる楽しみをあきらめなくても済むように、筋トレしてる」という人が多かったです。なにせクックさんですからね。それから趣味で続けているスポーツがある、という人も結構いました。
ピラティス!
たかゆきさんという美しいV字体型を誇っているクックさんがいました。その美しい体型維持の秘密を聞いてみたところ「肩と大胸筋は昔から発達している。多分体質だから、特に何もしていないんだけど、全体的な体型維持は、嫁さんの安産ぶりに感化されてピラティスを始めたら、自分にぴったりだった。だからそれ以来先生について毎週通ってる」とのことでした。
奥様は以前からピラティスをされていたそうで、安産がピラティスとどこまで関係していたのかどうかはわかりませんが、ピラティスを通常のクラスに加え、マタニティー向けのクラスも追加受講したところ、すごくよかったとのこと(合う合わないはあると思います)。
そこで腰痛に悩んでいたたかゆきさんも、ピラティスを始めて体のコア(芯)から鍛えていこうと思ったそうです。すると整体に通い続けてもなかなか直らなかった腰痛が解消された上、今の体型維持につながっているそうです。
ピラティスといえばフィギュアスケート選手もトレーニングに取り入れている選手が多いそうですから、さすがはリハビリから始まっただけありますね。