このメインブログはフィリピーナ観察記をはじめとする異文化に関する情報や、横須賀基地で働く人のための情報に絞りたいので、個人的なつぶやきはサブブログにまとめています。そのサブブログの更新を一週間休んでみてわかったことがあります。
ブログの基礎体力
更新を休んで4日くらい経つと、一日あたりのPV数は400~600に落ちました。ツイッターに更新情報が飛ばないため、流入はもっぱら検索エンジンからとなります。バズらないブログなので、SNSからの流入はほとんどありませんでした。これを私はブログの基礎体力と考えました。
またこうして更新を休んだことで見えてきたのが、ブログを放置してもアクセスを稼いでくれる記事。
「よく読まれている記事」における最新記事の順位が落ちたため、自然と「読まれ続ける過去記事」が表示されるわけです。これは何もブログを放置せずとも、グーグル・アナリティクスを見ればわかることなのですが、一週間休んでみて私のサブブログにやってくる人の多くが何を探し求めてやってきているのか、よくわかりました。(検索されたキーワードには赤線を引きました)
アドセンスは自分に必要なブレーキ
メインブログのアドセンスははずす気がないんだけど、収益としては、サブブログはアドセンス全体の二割くらいなので、アドセンスをはずしてのびのび書いたら、メディアとしては個性が出ていいんじゃないかななんて、更新お休み中に思いました(アドセンスを貼り付けるということは、利用規約を遵守するということ。シモネタや性的な表現は控えなくてはなりません)。
だけどサブブログは上の画像からもわかるように、フィギュアスケート関連記事を読みたくて訪問されている方が多いので、そういう読者層を考えると、私が百万馬力を出して書く記事はあまり好まれないんですよね。
羽生結弦選手の情報を検索してきた方は、7割の方が「フィギュアスケート」というカテゴリーをクリックして他の記事も読み続けてくださいます。そしてそのカテゴリーを読み終えた後、「こういう記事を書いているのは一体どんな人間なんだろう?」と思って他のカテゴリーを除いた時に、きわどいシモネタがわんさかあったら引きますよね。
だからアドセンスはそういう記事を私に書かせない=私にとってブレーキになっているのです。ですから今のところ、ブレーキを装備しておきたいがゆえのアドセンスですが、もうしばらく様子を見てみて、サブブログはアドセンスをはずすことも検討したいと思います。暴走したくなったらあっさり外します。
インプットって大事だ
これはブログを書いている人間に限ったことではありません。腹を抱えて笑いたくなるようなものを読む・見る、美しい文章に触れる・・・インプットは脳に必要な栄養を与えてくれて、心を潤してくれます。歪んだものを矯正してくれる効果もあります。
横須賀に暮らしている限り、このブログのネタは尽きません。次から次へと書きたいことが出てくるのに、時間が足りない状態です。そして記事が増えるとアクセス数も増えて、広告収入が増えてくる・・・一見上昇スパイラルにはまったように見えます。
だけどずっとアウトプットしていると、やはり偏りが出てくるのです。文章も「なんかそれ以前も読んだな」っていう言い回しが増えてきます。そこで自分自身が「読むことを楽しむ」側に回ってみると、やはり時に立ち止まってインプットすることって大事だなぁと思うのです。
【サブブログ更新お休み中にインプットしたもの】
大人の女と、うんと年下の男のお話。山田氏、この設定が多いよな、と最初は思いました。小説は作家のエゴや恋愛観と切っても切り離せないもの。プロットが似たようなものになってくるのはしようがない部分もある、なんて読み始めたら、やはり山田詠美さんの書く文章は美しくて好きだ、と思いました。
読み終わりたくなんて、残りページ数が少なくなってくると寂しくなる・・・だけどページをめくる手は止められない。そういう幸せを久しぶりに味わいました。
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