過去記事でも書いたように、横須賀基地とその周辺に暮らすアメリカ人達にとって日本のセブンイレブンはアメリカのセブンイレブンと大きく異なります。
日本のセブン:なんでも置いてあって便利なので、欲しいものがなくてもついつい寄ってしまう
アメリカのセブン:危険なので必要なものだけ買ったらさっさと去る
つい寄ってしまうセブンイレブン、彼らはどんな風に活用しているのでしょうか?
1.単身者ならGrocery shoppingはセブンで十分
深刻なカミサリーの農産物価格の高騰 - Inside the gateという記事で書いたように、ベースのグロサリーストア「カミサリー」では農産物の価格が非常に高く、それが日本に暮らす米軍関係者達の家計を圧迫しています。そこで彼らは「カミサリーよりもベースの外のお店の方が安い!」と日本のスーパー(横須賀ですとAVEや三和、イオンなど)を利用するのですが、それは所帯持ちの場合で、単身者の中には「グロサリーショッピングはセブンで済ませている」という人もかなり見受けられます。若い兵士達の間に特に多いですね。
例えば上の画像のサラダはすべてセブンイレブンで買ったもので作られています。私も夫と二人暮らしなので、コンビニでグロサリーショッピングを済ませることもあります。コンビニは量がちょうどいいんですよ。「使い切らなくてはならない!」というプレッシャーとは無縁ですね。
2.宅飲み
これは私のアメリカ人の友達が実際にSNSでアップしていたものですが、「今夜は宅飲み。セブンで使ったのは15,000円でした!」と書いてありました。コンビニってあっという間に3,000円くらい使っちゃいますが、15,000円は私も使ったことがありません。
4.パウチに入ったフルーツ
横須賀基地の近くのセブンで買い物をしていると、このシロップに漬けてある果物を買っていくアメリカ人をよく見かけます。スーパーに行けばもっと安く、しかも加工されていない果物を買えますが、彼らにとっては手軽さの方が勝るのでしょうか。
5.カロリーを上げることに関して天才
これもSNSで拾ったのですが、なんとあのセブンのブリトーをそのまま食べるのではなくオムレツ風にして食べている友人がいました(笑)。「こうやったらもっと美味しくなる」というアイデアがどんどん出てくるのでしょうが、カロリーも上がりますよね。
6.Drunk food/midnight snack
おそらくこれが一番多いのではないでしょうか。
Honchで飲んだ後、アルコールによって増進された食欲を満たすためセブンにふらっと立ち寄ってお弁当を買う。あるいは夜中に小腹が空いた場合のことを考えて買う夜食。餃子とホットスナックは人気がありますよね。私の知人の若いアメリカ人の男の子は真夜中にお弁当を温めてもらい、私が「今温めてもらっても家(ベースの中にある)につくまでに冷めるでしょう?」と聞くと「誰が家に帰ってから食べると言った?待てないから歩きながら食べるんだ。家に着く前には完食している。あはははは」と豪語していました。
ちなみに私の夫はファミマの方が好きなのだそうです。財布を無くすとアメリカ人はIDの紛失を最も心配し、嘆きますが、私の夫はファミマカードをなくしたことを嘆いていました。「ポイントが相当貯まってたんだよーーーー!!!!」と・・・・。
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