心という名のハードディスクに内蔵されたメモリは最強です。
「あ、時間がある時にこんなことについて記事を書きたいな」と思ったことはネタ帳という記事にとりあえずドラフトを書きます。ドラフトといっても1,2行程度でいいのです。
【ネタ帳について書いた記事】
実はこのネタ帳よりもあてになるのが自分の心だということに気がつきました。
「これを書きたい!」と強く思っていることって、ネタ帳を開かなくても、PCに向かうたびにちゃんと思い出せるのです。しかも思い出そうと頑張らなくてもふと思い浮かぶ。それがPCに向かい始めて数分後なのか、それとも1時間後かはその時によって違いますが、「このことについて書こう!」と思ったその時にすぐ書けなくても、3日後あるいは1週間後に必ずぱっと浮かんできます。
どんなに心の奥底に押しやっても、せりあがってくる。
まるで人間関係と同じですよね。いつも心のどこかで気にかけている人がいるとします。しょっちゅう会えなくても、あちらが私の人生の中に自分の居場所を作ろうとしなくても、ふとした時に自然と思い出す。
年賀状のやりとり、誕生日のメッセージ、こういうものがなくても、ずっとずっと気になる人。SNSで手軽に色んな人とつながれるようになったけど、そういうものを超越した人っていると思います。
自分が好きなもの/人って、そういうものなんじゃないかなぁ。だからネタ帳に頼らなくても覚えていられる。覚えていられなくなる日も来るのでしょうね。それが老いるということの一部ですから。
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