Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

アメリカにおける白米の存在


パエリヤなどに使われる粒の長い米(インディカ米)ではなく、私達日本人が通常食べているジャポニカ米(sticky rice)は、アメリカではどのような存在なのでしょうか。

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白米のまま食べるということはない

アメリカ人も丼大好き - Inside the gateという記事でも書いたように、アメリカ人はヒスパニック系、アジア系を除いては白米(white steamed rice)+おかずという食べ方をしません。そもそも米よりも小麦の人達ですから、食べるとしたらシーズニングを加えて炒めて食べますが(fried rice)、そもそもお米を炊くという習慣がありません。食べるとしたら主に外食時でしょう。

だけど意外とふりかけが売れている(ただし日本製品かどうかは不明)


「ノリコミ」というネーミングのあやしさが「本当に日本の商品なのかな」と疑わせる商品ですが、米アマゾンでベストセラー商品となっています
アメリカで暮らしたことがある方ならわかっていただけると思うのですが、あちらの日本料理店に入った瞬間に、見た目がアジアンの店員から聴こえてくる「いらっしゃいませー」の独特のアクセントだと「ああ、店員/経営は日本人じゃないな」ってわかる時がありますよね。
別にサービスがよければ日本人じゃなくても構わないのですが、何がいいたいかというと、アメリカ人から見たら日本人も韓国人もアジアンとしてひとまとめであって、そこらへんどうでもいいんだなぁということ。そのどうでもいい感じにつけこんだ商品に見えるのです。

ヒスパニック系はオリーブオイルと塩を足して米を炊く

ヒスパニック系のアメリカ人達は私達と同じように白米を食べますが、つけあわせはビーンズです。

関連記事:世界のビーンズ料理に興味津々 - Inside the gate


そしてビーンズ料理とあうのがオリーブオイルと塩を足して炊いた白米。
最初これを知った時は「げぇっ」と思ったんですよ。なぜなら私は実家が農家なので、美味しいコシヒカリを送ってもらえます。それだけで十分つやつやで美味しいお米なのに、そこに余計な物を入れて炊くということが耐えられませんでした。
だけどある日ビーンズにあわせて思い切ってやってみたら、やっぱりオリーブオイル+塩を入れて炊いた方があいます。いっきにラテンなフレーバーになります。
今もしもあなたのボーイフレンドがヒスパニック系なら、是非お試しあれ。

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