Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

結局親米国はISISの脅威にさらされないのだ(2)

シリーズ2は、バーレーンで働いていたことがある女性のお話です。ご主人がバーレーンに駐屯したことがきっかけで働くことになったそうです。

Untitled

チップが弾む!月給に手をつけなくなった

ターニャさんというこの女性は接客業に就いていて、平日もそこそこチップを稼いでいたそうですが、週末の夜が稼ぎ時だったそうです。なぜなら近隣国であるサウジアラビアとカタールからお酒目当てにお金持ちが遊びにくるから。
おそらくサウジアラビアでもカタールでも、宗教上の理由から飲酒が堂々とできないため、バーレーンに来て羽を伸ばすのでしょう。ちなみにこの羽を伸ばしている人達はイスラム教徒です。
「イスラムの教えは信じているし、アルコールを嗜むからといって信仰心が減るわけでもないだろ」という進歩的なイスラム教徒達なのでしょうね。

シーア派が暮らすエリアがすごい!

ターニャさんが描写したエリアの画像を検索したけど見つからなかったので、こんな感じでイメージしてみてください。

Manama sunset

飲酒するイスラム教徒達はスンニ派で、その反対の超保守派がシーア派だそうです。バーレーンでシーア派が暮らすエリアに入るとすぐにわかるんですって。なぜなら各世帯に独特の旗が掲げられているから。黒字に白のアラビア文字で何か書いてある旗だそうです。この画像を探したんだけど、見つからなかった。
その旗があちらこちらに掲げられたエリアは、なんだか不気味な感じもしますが(アラビア語が読めないだけに、余計怖く感じそう)、何もしない外国人を誘拐するようなISISみたいなことはする人達ではないとのこと。

国際色豊かなバーレーンで、もう一度暮らし、働きたいというターニャさん。国際色豊かということは、もちろんあの国の人達もいますよ・・・。


アラビア語がわかったら広まる、深まる見聞は、英語がわかる場合の比ではないでしょうね。私も始めようかな(動機は不純)。

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