Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

フィリピーナのきつめの香りが役に立つのはこんな時

フィリピーナは香水をつけることを楽しむ人が多いため、レストランで近くになったりするとついていないなぁと思いますが、彼女達の香りが役に立つことがあります。芳香剤・消臭剤代わりになるのです。

例えばうちのマンションの住人達。

 

A can of Neutradol

私達が暮らすマンションの住人はインターナショナルですが、エレベーターに乗るとすごい悪臭がすることがあります。その残り臭の主はたいてい日本人男性か白人男性で、それぞれ臭いの質は異なります。特に夏は湿度も高くなるため、エレベーターに乗る時は意を決して乗り、臭かったら「どうか他の人が乗ってきませんように。臭いのもとが私だと勘違いされると嫌なので」と願います。自分の前に乗っていた人の残り臭なのにたまたまそこにいた自分が引き継いでしまうと、どうしてもそう願ってしまいます。
そんなエレベーターですが、時々「あ、さっきまでフィリピーナが乗っていたな」と、ドアが開いた瞬間にわかることがあります。甘い香りが残っているから
それまでエレベーターの中に溜まっていた悪臭をすべて消し去るかのようなつよーい香り。これが職場やレストランだったら迷惑だけど、エレベーターだとありがたく、安心してエレベーターの中に入って行くことができます。

私のマンションに出入りするフィリピーナは以下の2タイプです。

タイプ1:入居者=( 現役将兵の配偶者)、あるいはGSの配偶者

タイプ2:男性入居者(主にランクの高い将校やGS)のもとに遊びに来る女性(ただし関係の深さの度合いは様々)

 
空中散布を目的とするかのように香りをふりまくのはタイプ2です。

【PICK UP】フィリピーナに贈ったら喜ばれそうな香り

イヴ・サン=ローランのモン・パリ(MON PARIS)

テスターをもらって匂いを嗅いだ瞬間「奴ら、この香り好きだろうな」と思った香り。甘いだけじゃなくて、ちゃんと毒がある。

 

フィリピーナの残り香から学ぶ トワレとパルファンの使い分けを楽しむ方法

私自身も香りを楽しむことが好きなのでパルファンをつけているのですが、自分が数分前まで乗っていたエレベーターに再び乗り込んでも、フィリピーナが残すような消臭剤効果はないのです。無香空間。フィリピーナが乗っていたエレベーターの場合、もうそこにおける圧倒的な香りの支配力を感じるのです。点でもなく面でもなく、香りの主張が三次元なんです。わかります?誰かがおならをした直後にフィリピーナが乗ったら一瞬でその臭いを消し去ることができる。だけど私はできない。
そこで思い出したのですが、私がベースで働いていた頃、同僚のフィリピン人達はパルファンよりもトワレをつける人が多かった。パルファンは香りがトワレよりも長く持続します。2,3時間は続くでしょう。そして肌からじんわり匂いたつような感じ。香りの存在も点、というか、芯なんですよ。

対するトワレは香りの持続時間は約1時間と短いけれど、シュッとひとふきするだけで香りがパルファンよりも広範囲に広がるのです。芯はあまり強くないけど、拡散はする。それを彼女達は数プッシュ繰り返すわけですから、当然消臭剤のようにぱーっと広がる。
これは湿度の高い梅雨時にやられるときついけど、真夏にシトラス系の香りや、爽やかなグリーンティーをベースにしたトワレをシュッとやられたら、周りにいる人もふと気分転換ができます。シトラス系といえば、ロングセラーのCK Oneが大好きです。グリーンティーならエリザベスアーデンのもの。

香りが広がらず、その代わりに長く持続するパルファンは、「抱き寄せたら彼女の香りに鼻をくすぐられた」みたいに、近づかないとわからない良さがありますから、デートの時に使うのがよいでしょう。
香りの好みは人それぞれなので、自分を幸せにする香りが周囲を不快にすることも大いにありえます。そのため仕事中は特に気を使わなければなりませんが、自分が接する人の性別・年代などを考慮して選べばお互い気持ちよく過ごすことができると思います。

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心のオアシスが閉店しました

茶豆湯が閉店してからしばらく心のオアシスを求めて難民になりましたが、やっと発見して以来好んで通っていたカフェ。そこも閉店してしまいました。

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新しい心のオアシス - Inside the gateこと大滝町のカフェ・コンセール

ドアの張り紙にはこう書かれていました。

御礼

取って置きの縁・思い出いっぱい

ここで閉じます

ありがとうございます

主・伴人

素敵なお店が閉店してしまい大変残念ですが、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。コーヒーに支払った金額では安すぎるんじゃないかというくらいの安らぎをもらいました。私だけでなく、夫も「アメリカ人客が入ってこないお店で、一人になりたい時」にこのお店をよく使っていました。
横須賀には珍しく、欧州の雰囲気が感じられるお店で、お洒落なんだけど居心地がよくて、ご主人達の美意識やスタイルが反映されていたのだと思います。なかなかこういう空間の演出はできない。そんなお店が閉じられてしまいました・・・。もう横須賀には同じようなお店は現れないだろうなぁ。

情報が交錯するベースでガセネタを広めるいい加減な人達

狭く、また非常に馬鹿げていてどうしようもないけど、私を惹きつけてやまない閉鎖的な村・米海軍横須賀基地。
そこではドラマとゴシップに欠くことはありません。だけどその中には多くのガセネタや、あるいは話が捻じ曲げられてしまってもはや真実が何なのか誰もわからず、語った人間の数だけ真実があるような状態になっているのも確かです。
それ完全にガセネタだよね?と思いながらも顔は口角だけあげてにっこり(目は笑っていない)しながら聞き流す話のなんと多いこと。
そんなガセネタを流す人や話を捻じ曲げてしまう人達には共通点があります。

例1.空母の帰港日程

毎年決まった時期に試験的な航海に数日出て、そしてその後半年ほどの定期展開に出る空母とそれらを支える船の一団。横須賀基地で接客業に就く人達にとって、空母がいつdeployment(定期展開)から帰ってくるのかというのは非常に気になるところだと思います。平和な閑散期が終わり、また忙しい日々が始まるのですから。空母が戻ってくるベースとその周辺の人口が一気に増えますからね。

関連記事:空母がいないと商売あがったり・・・のどぶ板のバー - Inside the gate


NEXやカミサリーなんて、空母が帰ってくる1,2日前になると、空母の船員達が帰ってきて店が混む前に自分達の買い物を済ませてしまおうという客で混みあうくらい。
ところがこの帰港日の情報に関して様々な憶測が出て、ガセネタが拡散されるのは本当に迷惑だなぁと、筆者自身が接客業に就いていた頃のことを思い返しています。
そしてガセネタは現在でも拡散されているようで、例えば昨年でしたら知人から聞いたこんな話があります。
空母のロナルド・レーガンの司令官がCapt. Michael DonnellyからCapt. Patrick Hannifinに交代になる時期が9月で、まだ船が展開に出ていた時でした。横須賀基地で働いている人ならもうオチは想像つくでしょう?

「Change of command(司令官交代)のセレモニーをまさか海上で行うわけないから、deploymentの途中だけど横須賀に一時的に帰ってくるらしいよ!」


だいたい空母は春に出港し、サンクスギビングのあたりから12月初旬にかけて毎年deploymentから帰ってきますが、「今年は9月に一時的に横須賀に立ち寄ってChange of commandが執り行われる」という話をし始めた人間が大勢いるそうです。
で、Change of commandですが、実際は航海中のロナルド・レーガンのエアクラフトの格納庫で行われました。横須賀になんて帰ってきていません。

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(新しい司令官のCapt. Patrick Hannifin。こういうかっこいいイメージ画像に憧れて横須賀に来てもなかなかこういう人達には遭遇せず、その代わりにフィリピン人の多さ戸惑うというのも横須賀基地あるある。Photo courtesy of USS Ronald Reagan Welcomes New Commanding Officer in At-Sea Ceremony > U.S. Indo-Pacific Command > 2015

こんな憶測にすぎない情報を無責任に垂れ流す人間が働いているのが横須賀基地です。
いい加減な人が垂れ流すいい加減な情報に振り回されず、自分の頭でちゃんと考えましょうね。

例2.横須賀基地の司令官が解任された理由(笑)

自分が聞いた話をちょっと考えれば「それは違うだろう」とわかりそうなものなのに、考えずに広めてしまう人っていますよね。私が心底呆れたガセネタは「横須賀基地のグレニスター(元)司令官が解雇されたのはね、お偉いさん達の奥様会の費用(ランチョンなど)を削ったから、奥様達が怒って引きずりおろしたらしいよ」というガセネタ。ふきだしそうになるのをこらえるのに必死でしたがなんとか持ちこたえました。
海外の米海軍基地で最大と言われている横須賀基地の司令官が、奥様会の費用がらみのことで解雇されるわけないことくらい、ちょっと考えればわかるのに・・・。そもそもそういう経費があるのかどうかもわかりませんが、あったとしたら、横領に目をつぶったというようなことでもない限り、これだけ大きな海外の基地の司令官がたかが奥様会のことで解雇にはならないはずです。

グレニスター司令官が解雇された本当の理由:横須賀基地のCOが解任された理由 - Inside the gate

ガセネタを信じて広める人達

横須賀基地のガセネタは、自分の英語の理解力のなさに対し無自覚である分、「こう言っているに違いないはず」と誤って訳して広めてもその誤りにすら気が付いておらず、あるいはなんとか聞き取れた単語から言葉尻をとらえて、話の核心を掴まないまま広めてしまう日本人、フィリピン人だけが発信源ではありません。尾ひれどころかまったく違う話にすりかえて(頭が悪いからなのかわざと捻じ曲げているのかは不明)広めてしまうアメリカ人達もいます。
最後にもう一度言います。いい加減な人が垂れ流すいい加減な情報に振り回されず、自分の頭でちゃんと考えましょうね。そしてこのブログに書かれていることをどこまで信じるかも、あなたにおまかせします。

 

 

フィリピン人がAdmin.だとこうなります

横須賀基地で事務職は狭き門ですが、特にAdmin.(=Administrative Assistant 管理部の事務員)のポジションが空席になると、応募数は募集1に対し100近くになるといわれています。表向きには在日米軍基地である横須賀基地ですが、実効支配しているのはフィリピン人と言われているほどフィリピン人が繁殖し続けるこの基地で、その激戦を勝ち抜いたのが、そのポジションには不適格なフィリピン人だったらどうなるのか、ということについて書いていきます。

Admin.に求められる能力

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(横須賀基地の空席情報のページから適当に切り取ったもので、Admin.の募集要項とは直接関係ありませんが、だいたいこのくらいかなと思います)

私がベースで働いていた当時、Admin.は現地採用、本国採用両方の従業員の労務を管理していましたので、英語力だけではなく、日本語の会話・読み書きがネイティブレベルでできることが求められました。また従業員達と幹部の間に立ち、様々なことを調整できるだけの人間力も必要でしょう。

上記の能力がないフィリピン人がAdmin.のポジションに就いてしまった場合の悲劇

上記の能力を満たす人間となると、必然的に日本人が選ばれる確率が高くなりますが、これらの能力があれば、Admin.だからといって日本人である必要はありません。それではポジションには到底不適格であるフィリピン人が選ばれてしまった場合、どうなるのでしょうか?

  1. 漢字が読めないため、書類の見分け、分別ができない。よってまだ廃棄してはいけない書類を誤ってシュレッダーにかける、紛失する
  2. 1.のことで書類を提出した本人に謝りたくないため、ひとまず誰のせいにできるか考える。問題解決よりもそっちが先
  3. 1,2が主な理由で仕事の優先順位がめちゃくちゃになり、それがさらなるミスを誘発する。そしてそのミスも人のせい。
  4. この職務が務まる器ではないことを隠すために、周囲に対して威圧的になる

do i have swine flu?

1.に関しては、漢字だけでなく英語の書類でも起こりえます。私の知り合いが働いていた施設では、アメリカ人従業員が提出した退職願がフィリピン人のAdmin.にうっかりシュレッダーされてしまい、「あなた、提出してないわよ」とフィリピン人のAdmin.に案の定責任転嫁されていましたが、そのアメリカ人が提出しているのを見ていたwitness(証人)がいたため、フィリピン人のAdmin.は赤っ恥をかいたそうです。

2.のよい例があるのですが、これは人から聞いた話なので尾ひれがついている可能性もあります。これから書くことをどこまで信じるかはこれを読まれているあなたにお任せします。

横暴なフィリピン人のAdmin.ウィルマが、従業員のスケジュールを確認していたところ、たまたまその日、富田さんという日本人男性従業員が有給休暇で休みになっていました。それを見たウィルマが「有給申請の処理もされていないのに勝手に有給をとっている!」と激高。なぜ休日を与えたのか、と富田さんの直属の上司につめよりました。直属の上司は「申請書類、あなたに提出済みだよ。だからスケジュールにA/L=有給って入ってるんだろ」と説明しましたが、その書類を自分は確かに見かけたし、うっかり紛失してしまったかもしれないということが仮に頭をかすめても、ウィルマはそのことは絶対に認めたくありませんでした。
ではウィルマはどうしたのか?
休日でくつろいでいる富田さんをオフィスに呼び出したのです。しかも富田さんはその時横須賀から少し離れた観光名所にいて、既に飲酒していました。
「酔っていてもいいから来い!」
傍から見たらただの事務屋・ウィルマが富田さんにそういったそうです(もうこの時点でパワハラです)。富田さんは言われた通り、オフィスにやってきました。管理部の稼働時間は過ぎていましたが、ウィルマ、富田さんの直属の上司、そして施設のトップも彼を待っていました。そしてウィルマは彼になぜ勝手に休んだのかを説明しろと強く言いました(これもパワハラです)。
直属の上司は富田さんが説明をする前に、全員の前でこう言いました。
「俺は確かに申請書類を預かって、ウィルマに渡しました。富田さんが勝手に休んだわけではありません」
そしてそれにダメ押しをするかのように富田さんも「ちゃんとした手順を踏んで、今日こうして有給をもらっています」と説明したのです。施設のトップはウィルマに呆れ、富田さんが休日にこのような些細なことで、オフィスまで出て来なければならなかったことに対して謝りました。
富田さんは強い憤りをうまくコントロールし、こう言ったそうです。

「もしまた同じことが起きたら、その時はHROに報告します。今回はしませんが、有給休暇に出勤させられた場合につく特別手当(※)をつけた形で、タイムカードに2時間稼働でサインしておいてください」

施設のトップも富田さんのこの主張を聞いていますから、さすがのウィルマも後から「そんなこと言われてません。だからお金は支払いませんよ」と言い逃れすることもできません。
いくら漢字が読めないとはいえ、有給申請用紙なんてAdmin.をやっていればほぼ毎日目にするものだから、見分けはつくはず。漢字が読めないからうっかりシュレッダーしちゃったということも、さすがにないんじゃないの?と思われる人もいるでしょう。だけどこの富田さんのケースは、日本語の読み書きができない人間がAdmin.になった場合に起こる悲劇のケース2.だけではなく、ケース3.の1,2が主な理由で仕事の優先順位がめちゃくちゃになり、それがさらなるミスを誘発する。そしてそのミスも人のせい。にあたります。キャパシティを超えてしまって、めちゃくちゃなのです。だけどそれでも自分はちゃんと仕事をしているように見せるために、人のせいにするしかない。
ではなぜこんな人がAdmin.になれたのかって?
それはポジションが空席になったところに、既に彼女がその施設で働いていたからそのまま内部異動という形で採用されたのでしょう。そしてその施設のトップにとって、彼女は何かしらメリットがあったということです。

有給休暇に出勤させられた場合につく特別手当(※):確か25%増しか35%増しくらいでつくはずです。現在はどうかわかりません。

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【随時更新】ジャンクフードを食べる旅に出たくなる

横須賀に暮らしていると、アメリカ人達から「時々無性に恋しくなる食べ物」の話をよく聞くので、当ブログでシェアしていきたいと思います。

  1. これは新たにお店の情報が入り次第随時更新される記事です。初回投稿日:2019年1月14日
  2. 誰の口にもあう「これは〇〇州で一番美味しい!」というグルメ記事ではありません。「帰省すると食べたくなるんだよね」というアメリカ人達の声をもとに作成しております。
  3. コメント欄からの「こんなおいしいお店もあるよ!」という情報提供も歓迎ですが、アメリカ人から直接得た情報以外は当記事でとりあげて紹介することはありません。訪問者にとって有益な情報をコメント欄でシェアしていただけることに感謝いたします。

 

1.オハイオ州 Wild Mike's

メニューにはウィング、バーガー、サンドイッチがありますが、私にこのお店の話を聞かせてくれた人によりますと、「とにかくウィングが美味しくて有名」とのことでした。

Buffalo Wings

 

Wild Mike's Home Page


2. ミシシッピ州/ルイジアナ州 Mugshots Grill & Bar


このMugshotsというお店の「ピーナッツバターバーガーを絶対に食べてほしい!」と言われました。このお店以外にもピーナッツバターバーガーを出しているところはあるそうで、ピーナッツバターはチャンクでもスムースでもどちらでもビーフとあうとのこと。

3.随時追加予定

ベースで働いていて、日本社会の方がいいなと感じた点。そして女子トーク地獄について

先日ぽぽんた様という方からいただいた2件のコメントをシェアします。

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これは同じように疑問に思われている方もいらっしゃると思うので、記事で回答しますね。

……でも、なさそうですね、「日本社会の方が楽だと感じた点」なんて。


ぽぽんた様、大当たり(爆)!!!!楽だと感じた点はない!
でも日本社会の方がいいなと思った部分は一つありました。それは私が働いていた施設に限ってのみかもしれませんが、ありとあらゆることがとにかく行き当たりばったりなのです。日本社会で働いていた時はこんな目にあいませんでしたもの。

  1. 重要なことなのに周知がなされていない
  2. なぜか?
  3. 幹部が忘れている・覚えていても面倒臭がって「あとでいいか」と先延ばし
  4. その場になってみてちゃんと準備ができていないので幹部はいらだち(おめーらのせいだろ)、従業員にあたる


この繰り返し。私が働いていた日本企業ではまずこんなことありませんでした。ではなぜベースではこういうことが起きるかというと、日本語も英語もいまいちのフィリピン人が幹部に入ってしまうから。悪夢ですよ。

Miedo


横須賀基地で働くうえで触れる書類といえば、当然英語あるいは日本語で書かれています。それをざっと読んである程度の速さで処理できる人が幹部に入ってくれたら、それがどこの国の人でも構わないのです。だけどコネがものをいう横須賀基地で勢力をふるうフィリピン人は、その最低限の能力がなくても幹部になることができます。こうなったら悲劇。


関連記事:横須賀基地の聖域がフィリピン人に侵略されるのも時間の問題 - Inside the gate


上記の能力をはじめとする力がないから優先順位もうまくつけられず仕事が溜まる→周知の徹底、従業員とのコミュニケーションなど怠る・・・この悪循環。そしてそのフィリピン人幹部は自分が仕事ができないことをばかにされたくないから周囲に高圧的な態度をとるようになる。そもそもなぜ在日米軍基地なのに上司がフィリピン人なの?って最初の頃は思いました。あきらめはつきましたけどね。
特に事務に関しては一つのことを頼んだら五つくらい返してくれる日本人のパフォーマンスをあたりまえだと思ってはいけないと思いました。
以上が「日本社会の方がいいな」と感じた点ですが、なんかしっくりきませんね。比較対象がベース=アメリカ文化であるべきにもかかわらず、その「ベースのここがちょっと・・・」というネガティブな要素を作っているのがアメリカ人なのではなく、第三国からやってきているフィリピン人なので、「アメリカ人のこういうところがさー」という結論にはなりませんでした。期待されていたらすみません。

男性には見えてこないであろう女子トーク地獄について

ちょっと「女子トーク地獄」ってなんだろう? と思ったのですが、どういうトークのことなんでしょうか? 自分は男なのでその「トーク」に気づいてないかもです……。

Kagami ike

 
私が思うに、日本人女性のほとんどがこれを地獄だとは感じないと思うんですよ。女の人ってそもそもオチも笑いもない当たり障りのない話をだらだらすることを苦痛に思わないというか、むしろだらだら話すことで精神を安定させていると思うんですね。だけど私は耐えられなかった。
例えば同僚女性がこんな話をするとします。

「この間合コンに行ったらー、ちょっと遅れてきた男がいてー、私の従兄弟に似てて超びっくりしましたー」

私はその男も彼女の従兄弟も知らないからリアクションのしようがないわけですが、リアクションもしづらいうえに、膨らませにくくもあるこんなネタを上手に拾って膨らませるスキル、そしてその話に興味があるふりができるスキルを、多くの女性が持っていると思います。

「わかるわかる!私にもそういうことあった!営業部の田中さんの元カノが私の妹に似てて『あんたいつのまに彼氏できたの?』って言いそうになったもん!」


「それで合コンどうだったの?」


「それがー」(・・・とここから延々とまたオチのない話が続く)

こんな風に会話がよいテンポで転がっていくのです。
こういう風につまらないやりとりをするスキルはかつて私にも装備されていましたが、ある時「面白くなかったら笑わなければいい」「興味がなければ会話に無理に参加しなければいい」と割り切ったら、すごく楽になりましたね。
私はどちらかといえば「ミック・ジャガーよりも俺は肉じゃがが好き」っていうオヤジギャグの方がまだ笑えます。「滑るとわかっていても言わずには言われない」という背景がシュールすぎて笑ってしまうのです。
ただ女子トークが死ぬほどつまらないのは、もうしようがないかなと思います。といいますのも、美人は座っているだけで絵になりますからトークの面白さやうまさはあまり求められません。だから女性はみなそこを目指しちゃうんですよ。
「にっこりうなずく私」
せめてこういう姿勢だけでも守って、美人のポジションに近づきたいんじゃないかなぁ。私が大好きな番組「5時に夢中!」で木曜日のレギュラーコメンテーターの中瀬ゆかりさんが「東京の美人は話が面白くない」と言っていたのを思い出しました。

youtu.be
「話にオチがなくても許される。笑いがないというか、例えば3時間の中で一回もギャグがなくても許されて、談笑して帰るというのが平気な文化があることに驚いた」(中瀬さん談)

東京では「男よりも面白い話をしてはいけない。女は男の面白くない話にもにっこりうなずく生き物。決してつっこみなど入れてはいけない」という暗黙の了解がまだまだ根強いと思います。そういう文化の中で面白い女子トークが楽しめる相手を探そうなんて・・・無理ですよ。だからこうしてブログを書いているっていうのもありますね。「どうせ話しても面白いって思ってもらえないだろうな」っていうことを書いて発散している。

関連記事:女子トーク地獄サバイバル術 - Inside the gate

ベースで働いていて、日本社会よりここが楽だと感じた点(2)

社員の飲むお茶やコーヒー。現在ではディスペンサーを置く会社も増えてセルフサービスが普及していますが、お茶くみ担当はかつてあたりまえのように女性の仕事であったように、日本の企業では「これは女がやるものだろう」という不文律がまだ存在します。例えば・・・・

 


こういうのありますよね…気持ちはありがたいんだけど、女性社員を苦しめるお土産。
私が働いていたベースの施設では、こういうことは女性がやって当然という感じで求められる空気はありませんでした。もしかすると私が空気を読んでいなかっただけかもしれないけど、女性従業員=小間使いみたいな文化ではなかったことは確かです。むしろ女であるというだけで楽をさせてもらったという記憶があります。
アメリカ人男性従業員やフィリピン人男性従業員は女性に対しての気遣いがあたりまえのようにできる人が多く、そこで甘やかされた私は「もう二度とベースの外で働くことはできないな」と思いました。オンベースでもSRFあたりで働いていたら女中、仲居のように働かなければならなかったかもしれませんが・・・・。

ベースの外で働いていた頃、手土産で羊羹をいただいた時は冒頭部分に貼り付けたツイートで書かれているようなことを私もやむを得ずやった経験はあります。そして配って回るとやっぱりみなさん「ありがとう」と笑顔を向けるんですよね。その笑顔を見るたびに「自分のことは自分でやるよ制」への私の支持は強くなっていきました。
なんで私はこんなことをやっているんだろうと思ったし、こんなことをやるために勉強してきたわけじゃないのになって思いました。だけどお金をもらっている時間は感情などもたないロボットに徹していた方が何かと楽だし、日本社会で生きていく上での割り切りとか線引きは自分でどこかでしていかなければならないものです。

eastercross2002

 

ではベースの外の会社ではどこでもあたりまえのように女性が小間使いのように働いているのかというとそうでもありません。私がある企業で働いていた時、アメリカ人の上司をもったことがあります。ここまで読むと「じゃあ会社の文化はアメリカ文化だったのね」と思われることでしょう。確かにこてこての日系企業に比べたら随分気楽なものでした。だけどこの上司の奥さんが日本人女性で、彼を随分甘やかしていたので、共に働くチームメイトとして仲良くなり打ち解けてくると、徐々に彼は私に対してもそういうことを求めてくるようになったのです。
例えば取引先の人がスイカを差し入れてくれた日のこと(スイカですよ・・・羊羹より厄介w)。隣の部署にいた女性が気を利かせて人数分に切って私達の部署にも分けてくれたのです。そしてそしてチームのみんなで食べていると、私の上司が「僕の妻はスイカを出す前にちゃんと種も取ってくれるんだよね」ぼそっといいながら、私のほうをちらっと見たのを、私は見逃しませんでした。私に種を取れというのはもちろん彼の冗談でした。
ですから私もジョークで応酬することにし「そうですか・・・素敵な奥様ですね。ただ残念ながら私はあなたの妻ではありません」と返したら上司も同僚のアメリカ人達も爆笑していました。
「今日はなんだか暑いねぇと上司が言えば、さっと席から立ち上がりエアコンの温度を下げるのが日本人」だと聞いていた彼らにしてみれば、こういう日本人もいるのかという発見だったことでしょう。

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