Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

ベース内で異動して感じたこと(接客業→事務職) (2)

ベース内で異動して感じたこと(接客業→事務職) - Inside the gateという記事の続きです。

事務職になって感じたことの一つにこんなことを挙げました。

フィリピン人がほとんど出入りしないオフィスだったため、タガログ語が聴こえてくることが激減した。その代りにネイティブスピーカーの英語が聴こえる時間が増えてちょっと米軍基地らしくなった(接客業に就いていた施設はフィリピン軍の基地のように感じることが多かった)。横須賀基地にもこんな聖域があるのかぁと思った。

ここから先はサブブログの横須賀基地の裏番長 フィリピーノ・マフィアに書こうかここに書こうか迷いましたが、こちらのブログに書くことにします。同じように異動を考えている人達に読んでもらいたいので。

フィリピーナとの共存(彼女らに媚びるあるいは迎合する必要皆無)

タガログ語が聴こえてくることが激減しただけでなく、接客よりも自分の食事を優先する従業員の姿を目にすることがなくなり、うまく言い表せないのですが、civilized environmentに戻ってきたという感覚を持ちました。
接客業に就いていた施設では、フィリピン人女性従業員達が平気で店頭でモゴモゴしていて、お客さんが来店しても堂々と食べている姿に、最初は慣れなかったのです。匂いのきついものも平気で食べるし、お客様そっちのけで分け合う

フィリピン人のおすそ分けの習慣とは?

filipino-mafia-in-yokosuka.hatenablog.com

カウンターにZiplockを取り出して、そこに入っているフィリピンのお惣菜を、まるでそこが休憩室であるかのように、客の前でも堂々と取り分けて大きな声でタガログ語でわーわー言い合いながら食べる姿。
自国、あるいは日本国内でもフィリピン料理のお店でやる分には問題ないけど(そういうおおらかさも売り物の一つだろうから)、在日米軍基地でもやるの?って問いかけたくなることがしょっちゅうでした。おすそわけをもらってもバックに隠れて食べている私を見て、おそらくあとからこそこそ「一人だけ気取っちゃってさ」と叩いていたことでしょう。
同じフィリピン人でも男性はここらへんの線引きがきちんとしていて、声の大きさも抑えめだし、客そっちのけで食べ始めたりしないけど、対するフィリピン人女性は仕事をすることよりもフィリピン人同士で仲良くすることが大切で、声もとても大きかったです。日本人女性の団体のうるささとはまた違った感じで耳障りでした。でも昔働いていた日系企業の陰湿なOL達よりは彼女達の方がつきあいやすかったです。
先日書いた記事のコメント欄でf**kingcoooool様もおっしゃっていますが「P国(フィリピン)の人だから」と思うと、楽なんですよ。自分達の文化とは異なるそれが背景にある人達にいちいちイライラしてもしようがないのです。
ただ彼女達の文化を尊重はするけれど、それと仕事はまた別の話です。自分まで彼女達と一緒になって、仕事中に客の前でもりもり食べて、歯にモロヘイヤが挟まったままHello.と挨拶する必要はありません。

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フィリピーナ達との棲み分け 公用語が英語の世界

この施設から他のコマンドの事務職に異動してまず感じたのが、軽い。なんかね、錘をはずして仕事をしている感じ。

Angel

静かで食べ物の匂いがしないオフィスでは、公用語が英語。昔の職場では、日本語も英語もあまりできないフィリピーナが2人いて、当然仕事でミスることも多かったのですが、彼女達の尻ぬぐいをさせられなくても済むようになり、なんでもっと早く異動しなかったのだろうとも思いました。
きっとフィリピーナ達も私がいなくなって清々していたと思います。自分達だけで仲良くできるし、その分お互いの足の引っ張り合い、潰し合いもすごかったと思うけど、日本人従業員という中和剤みたいなものがいなくなって身内の毒にやられても、彼女達らしくてそれでよいのです。日本人女性とはまた違った面倒くささ。そこで勝手にやり続けてください。うまく棲み分けましょう♪と思いました。
オフィスで働き始めてもやはり面倒なことはありましたが、フィリピーナ達が好きなくだらなくて感情的なお昼のメロドラ風ではなく、少なくとも仕事に関するややこしいことでした。成熟した大人達と働くということがこんなにも素晴らしいことなのだ、ということを忘れかけていました。
事務職最高(ただし日本人村は除く)。


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