毎日きちんとお化粧してくるOLさんと一緒に働いていたのが日系企業勤務時代。
ベースで働くようになってからは、施設が繁盛する週末しかフルメイクをしてこないアメリカ人女性の同僚とフィリピン人女性の同僚達を見ていて、そういうのもいいかもなぁと思うようになりました。
「平日頑張っても、お客ほとんどこないでしょ。特に船が出た後なんて完全に"dead"じゃない。だからメイクもヘアももう面倒臭くって」
そういって彼女達は、平日は吹き出物を分厚いファンデーションでカバーすることもなく、目の下のくまもそのままで出勤するのです。従業員なんてすっかり見慣れてしまって、身内みたいなものでしたよ。
その分彼女達は、週末になるとフルスロットルでした。化けます。なぜなら客の入りもいい=チップも多いとわかっているから。
お客に楽しんでもらうには、やっぱり女性従業員は施設の花ですから、綺麗な方がいいに決まっています。
女性は綺麗にしていたほうが得ですよね。これは私も経験しました。つけ睫毛の有無でチップの額が変わりましたからね。私の場合は全体につけるのではなく、目尻だけにつけると一番儲かりました。小細工の必要ない真性美人でない限り、小さな努力が大きな売り上げにつながるということを身をもって知りました。
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彼女達のように、毎日100%じゃなくてもいいよな、と見ていて思いました。暇な平日は省エネモードでゆるく働くからこそ、客入りのいい週末に、蓄えておいたエネルギーを使えるんですから。もうちょっとゆるく楽しく生きてもいい。
私もそうしたかって?できませんでしたよ。やっぱりすっぴんを晒すのが怖かった・・・。
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