148cmで81kg。
数値だけ見ると、体によくなさそうですよね。心臓、肝臓、膝・・・・色々なところが悲鳴をあげていそうな感じがします。
健康上よくないのは本人もわかっているとは思うのですが、この数値に戻るまでダイエットをするのだそうです。そう。彼女は現在85kg超。でも70キロ台になることには興味がないそうです。
「昔からずっと自分のウェストに対するバストの比が大きすぎるのが悩みだったの。私はアンダーバストがすごく小さい上、ウエストも細いから胸だけが異様に目立ったし、痩せていた頃は着るものを選ぶのも大変だった。
長女も今同じ悩みを抱えているわ。 でも体重が81kgあたりになってから、だんだんカーブのバランスがよくなってきたのよ。全体的にthickになってきたっていうのかしら。でも最近は明らかに太りすぎで、おなか周りが気になってきたから、ダイエットを始めたの」
日本人だけでなくアメリカ人から見ても148cm、81kgの時点で明らかに太りすぎです。だけど彼女のようにこの数値で十分幸せな女性もいるのです。ぼぼぼんっ!きぃゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぼんっ!!!!だったのが、やっとぼん、きゅっ、ぼんになったってわけです。
彼女の体質・体型を受け継いだ娘もすごい。パーティー用のドレスを買ったの!というから見せてもらったら、ダークな肌に映えそうなエメラルドグリーンのドレス。もちろん彼女の体の急カーブに合わせて、お直しが必要でした。 そしてパーティーの時の写真がフェイスブックにアップされたのですが、ドレスの色のせいもあり、まるでメロン。大きなメロンが二つ並んでいるのです。しかも2セット(上・下半身に1セットずつ)。
fatはアウトだけど、thickは褒め言葉
太字にしたthickという単語はブラザー(黒人男性)達が、シスター(黒人女性)達のバランスよくお肉のついた美味しそうな厚みのある体を形容する言葉です。
彼女と同じ数値の日本人女性がこのthickなボディを手に入れられないのは、もうDNAの問題なのでしょうがないでしょう。筋繊維の発達具合が違うというか、やはりシスター達とモンゴロイドの私達では肉質が完全に違うんですよ。シスターは数値的には完全に肥満でも、肉弾としておさまるべきところにおさまっているっていうか。
最近はヒップホップやラップのPVに登場する黒人のモデルさん達(hip hop video model、もっとカジュアルであまりよくない言葉を使えばhip hop video ho)の影響が大きくて、ああいうのが理想的な体=thickと考えられる風潮がきっと若いシスター達の間ではあるのでしょう。
そしてthickのサイズが昔よりも一回り小さくなっているかもしれません。Snoop Doggのバスツアーを見ると、ツアーに同行するモデルさん達のレベルの高さに驚かされます。
女を武器に生きています!って感じで(顔も体も相当いじっているのだろうけど)、彼女達をハーレムではべらせることができるのは、成り上がったラップスター達だけでしょう。
【ハリウッドのデブ子擁護映画】 ファット・ガール/愛はサイズを超える [DVD]
アメリカではデブなんだけど、ナイジェリアでは美女、富の象徴として崇められるサイズの女性を演じているのがMO'NIQUE。
「プレシャス」 で自分の娘プレシャスを自分のボーイフレンドの性的虐待から守らず、生活保護費だけが目当てでプレシャス、そして虐待が原因でできた子供達との同居を望んだ鬼母を演じた女優さんと同じ人?!と我が目を疑ったキャラクターでした。
ストーリーがあまりにもデブにとって都合よく進むので、さすがにこりゃないだろってつっこみたくなるのですが、女友達が泊まりに来た時なんかにお酒を飲みながらこういうのを一緒に見てあーでもないこーでもないと言うのは楽しいと思います。
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